あんぱんやクリームパン、メロンパンなど、私たちの身近にあったものから、パンケーキやシュトレンなど、外国からやってきた「お菓子みたいなパン」について、パンを愛するふたりが語り尽くす対談エッセイ集『おかしなパン』。
パンラボ主宰池田浩明さんと、菓子・料理研究家の山本ゆりこさんによる、おすすめのパン屋情報やパンをもっとおいしく味わうレシピに加え、パンにまつわる映画や本について多数触れているのも見どころです。
本書刊行を記念し、移動映画館「キノ・イグル―」とのコラボイベントを開催! 原宿のカフェ「レフェクトワール」にて、お菓子なパンにまつわる、3本の映画を上映します。
ヌーヴェルバーグの名匠エリック・ロメール監督の初期の短編「モンソーのパン屋の女の子」、フランスの喜劇王ジャック・タチの娘ソフィー・タチシェフ監督が、小さなパティスリーと市井の人々を描く「家族の味見」、そして、ジャック・タチの「ぼくの伯父さん」からは、本書のドーナツの章の会話でも登場している、ベニエ売りのシーンを抜粋してご紹介します。
3つの映画の上映に加え、池田さん、山本さん、キノ・イグル―有坂塁さんによるショートトーク、会場となるレフェクトワールのベニエ+ドリンク、そして山本ゆりこさんによる「モンソーのパン屋の女の子」に出てくるサブレを粘土で再現したクラフトのサブレをプチギフトに、と盛りだくさんな内容。ぜひふるって、ご参加ください!
モンソーのパン屋の女の子 ©Les Films du Losange
池田浩明
パンライター。パンの研究所「パンラボ」主宰。ブレッドギーク(パンおたく)。パンを食べまくり、パンを書きまくる。日々更新されるブログ・twitterでは、本で紹介しきれないパンの情報を掲載中。おもな著書に『パンラボ』(白夜書房)、『パン欲』(世界文化社)、『食パンをもっとおいしくする99の魔法』(ガイドワークス)などがある。
https://twitter.com/ikedahiloaki?lang=ja
山本ゆりこ
菓子・料理研究家。日本女子大学家政学部食物学科卒業後、1997年にパリへ。製菓学校でグラン・ディプロムを取得後、2000年からフランスやヨーロッパ諸国のスイーツ、食文化、ライフスタイルをテーマにした本や訳本を30冊近く執筆。おもな著書に『パリのおいしい店とモノ 70のアドレス』(誠文堂新光社)、『パリの歴史探訪ノート』(共著、六耀社)などがある。
Instagram @yamamotohotel
キノ・イグルー
2003年に中学校時代の同級生、有坂塁と渡辺順也によって設立された移動映画館。東京を拠点に全国各地のカフェ、雑貨屋、書店、パン屋、美術館など様々な空間で、世界各国の映画を上映している。
Instagram @kinoiglu
【イベント概要&申込み方法】
日時:2017年2月19日(日)18時~20時
会場:レフェクトワール(東京都渋谷区神宮前6-25-10 タケオキクチビル3F http://lepetitmec.com/location/refectoire/)
人数:40名
参加料金:(イベントのみ)3000円、(書籍付き)4500円
お申込み・問い合わせ:
件名を「おかしなパン上映会」とし、氏名、電話番号、参加人数、参加料金についてイベントのみか、書籍付きかを明記のうえ、下記アドレスまでお送りください。メール受信後、折り返し担当者よりご返信いたします。
okashinapan@seibundo.com
※返信メールを持って受け付け完了となります。もしも丸2日(土日祝日を除く)経って返信がない場合は、お手数ですが再度お問い合わせ下さい。
【書籍概要】
おかしなパン―菓子パンをめぐるおかしくてためになる対談集
池田浩明、山本ゆりこ 著
B6判・224頁 1500円+税 誠文堂新光社
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4416516266/