鉄道紀行作家を支えた記録 鉄道紀行宮脇俊三取材ノート 宮脇俊三取材ノート製作委員会 誠文堂新光社

鉄道紀行文の第一人者、宮脇俊三の執筆活動回顧録。
刊行記念パネル展 書泉グランデで開催中!

この本について

紀行作家、宮脇俊三(大正15~平成15年)の業績を回顧する、図録集。鉄道紀行を文学へと結実したベストセラー『時刻表2万キロ』、鉄道史の記録ともいえる『時刻表昭和史』など、鉄道紀行を文芸の一ジャンルとして確立した、代表作の「執筆原稿」や「取材ノート」、「自ら描いた路線図時刻表」、「写真」など、初公開資料含む、宮脇俊三氏の思い出の品々をまとめた一冊。

本書は、鉄道紀行を文学として昇華し確立させた故・宮脇俊三の書斎を中心に、現在所蔵されている数々の遺品を公開することを主な目的としている。
生前から没後に至る現在まで、さまざまな氏の特集や企画本、または文学展が組まれているが、公開されているものは分かりやすいトピックス的な画像や資料となっているものが比較的多い。本書が掲げる宮脇俊三取材ノートの範疇としては、書斎に据えられた書棚やその蔵書から自筆原稿まで、氏に纏わる仔細な資料までを掲載の対象としている。

しかしながら、掲載に当たっては日時や場所の特定が難しい画像なども多く、また欠落している原稿や版下等も少なくないなか、生前の氏の几帳面で細やかな性格や収集の傾向は極力盛り込みたいという方針で製作を進めた。
ぼう大な遺品の一部ではあるが、宮脇俊三の鉄道紀行文学を創り上げた各種資料とフィールドワークとして記した取材メモとともに、 その結果として脱稿された自筆原稿を「文学の歴史的価値」として目にしていただくことで、宮脇俊三の鉄道紀行文に想いを寄せていただければ幸いである。

宮脇俊三取材ノート10のポイント

※全ての写真の無断転載を禁じます。

ポイント01
手書き原稿

「最長片道切符の旅」、「時刻表昭和史」の、
宮脇俊三手書きによる赤字が
入った原稿です。

ポイント02
取材メモ

「最長片道切符の旅」の
取材専用に使用したメモ帳。
11冊にものぼった手書きメモの一部。

ポイント03
乗車記録を綴った鉄道地図

とじ込みで「時刻表2万キロ」全線完乗地図、
年度別の乗車キロ数と
乗車率を掲載した日本地図です。

ポイント04
メモリアルフォト(1)

戦前・幼少期から学生時代までの
写真を紹介しています。

ポイント05
書斎の風景

鉄道が詰まった宮脇俊三の仕事部屋を、
さまざまな角度から
写真でご紹介しています。

ポイント06
宮脇俊三コレクション

宮脇俊三の楽しみと
仕事の糧だった蔵書の一部です。

ポイント07
オールカラー

B5変型判、オールカラーで
とても読みやすい一冊です。

ポイント08
メモリアルフォト(2)

晩年までの様々な旅の写真を
ご紹介しています。

ポイント09
自分でデザインした年賀状

毎年年賀状のデザインは
自分で行っていました。

ポイント10
自筆年譜

出版書籍と旅の記録を
記載した詳細な年譜です。

もくじ

宮脇俊三写真館 Part1/書斎の風景/宮脇俊三コレクション/
宮脇俊三写真館 Part2/最長片道切符の旅/時刻表昭和史/自筆年譜