ハンカチやお福分けなどの何気ないものも、和紙で包み、美しいひもで結ぶことで思いやりの心が伝わります。本書は、武家社会で確立された、贈り物をするときの和紙を使った包みの礼法「折形」をベースに、近代的なデザインの視点も取り入れた、ふだんの生活で活かせる贈り物の包み方を提案します。ひと目で中身がわかったり、贈られた相手も開けやすいように考えられた美しい包みには、相手を思いやる気持ちが詰まっています。カジュアルな包みから、しきたりも知っておきたい改まった贈り物まで、贈りもののエピソードを交えながら包みのこころとカタチを紹介します。