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BIOSTORY Vol.20

BIOSTORY Vol.20

著者名: BIOSTORY 編集委員会 編
発売日: 2013-11-26
ISBN: 978-4-416-11314-1
書名(かな): ビオストーリー ニジュウ
判型: B5
副書名: 人と自然の新しい物語
ページ数: 112
定価:
本体1,500 円+税
【特集】「神様になった生き物たち」―生命観をさぐる
人間は自然界のさまざまな生き物とかかわるなかで、特別な想いと情念をいだいきた。生き物は、人間存在を超え、永遠性と不死身を具現するものとされた。人間も先祖から営々と子孫を生み出してきたけれど、チョウやセミの変態と脱皮に驚愕と自然の妙に感嘆せざるをえなかった。畏敬の念は生き物の巨大性にも向けられた。人間よりも巨大なメガ・フローラとメガ・ファウナにたいして、とても太刀打ちできないとする絶望感ではなく、これらの 生き物が自然と人間とが交流する重要な媒介であるとしてその超能力の存在を予感した。奇妙な形や、色とりどりの花や魚、天空をつらぬくけたたましい鳴き声の鳥に、たいへん敏感であった人間は、それに感動し、カミの存在を感知した。空想上の生き物や、いくつもの動物をコラージュとして組み合わせた聖獣を器用に作りだした人間の創造力の源泉は自然そのものにあったのだ。本号では、こうして生き物にさまざまな意味と価値づけをあたえてきた歴史をひも解き、人間と生き物のかかわりをカミの世界から再考してみたい。

1.総論「生き物の霊性伝承」 野本寛一
2.「クマ」 佐藤孝雄(慶應義塾大学民族学考古学研究室)
3.「鳥」 山田仁史(東北大学文学研究科宗教学准教授)
4.「蚕」 柏原精一
5.「クスノキ-巨樹信仰 -」 佐藤洋一郎(総合地球環境学研究所)

コラム1.「クバ-沖縄のビロウ-」 大湾ゆかり(沖縄県立博物館・美術館)
コラム2.「機神」 井関和代(大阪芸術大学)
コラム3.「鯨」 秋道智彌(総合地球環境学研究所)

【連載】〇珍品図鑑〇論点〇巻頭言〇自然を読む〇フィールドレポート海外〇フィールドレポート国内〇必読書
【不定期連載】〇生き物のいま
【投稿原稿】【学会情報】ほか
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