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火星の科学 ‐Guide to Mars-

火星の科学 ‐Guide to Mars-

著者名: 藤井旭、荒舩良孝
発売日: 2018-07-13
ISBN: 978-4-416-61888-2
書名(かな): カセイノカガク ガイド トゥ マーズ
判型: 46
副書名: 水、生命、そして人類移住計画 赤い惑星を最新研究で読み解く
ページ数: 160
定価:
本体1,500 円+税
立ち読み

「人類の火星移住」というSFの中での話であったことが、今や現実化しつつあります。
NASAをはじめとする宇宙開発機関、あるいはスペースXのイーロン・マスク氏の「2024年までに火星に有人宇宙船を送る方針(火星移住計画)」など、民間企業が火星有人探査に向けた計画も進んでいます。
人類は本当に火星に行けるのか、火星に住むことはできるのか、とても関心あることです。
人類が移住を試みる火星とは、一体どんな惑星で、その表面はどのような場所なのでしょうか?
火星には、水が豊富な惑星であることを示す痕跡があり、火星に生命は存在するのかということは長年の謎です。
この謎を解明すべく、アメリカのバイキング1号・2号から火星表面の観測がスタートし、その後数多くのローバーが投入され、今なお研究が進められています。

日本では、2020年代前半の打上げを目指し、火星衛星探査計画(MMX)の研究開発が進められています。
その内容は、火星の観測とともに、火星の衛星フォボスとダイモスの2つの衛星も観測し、うち一つの衛星には着陸してサンプル採取を行い地球に戻ってくるサンプルリターン計画です。
日本の観測、そして世界の観測が進むにつれ、火星の環境が詳しく調べられ、
生命の可能性や人類の火星移住についての研究が、日々新しい情報に更新されます。

興味のつきることのない火星ですが、2018年7月31日に火星と地球は約5760万kmまで接近し、5万7千年ぶりともいわれた2003年の火星大接近以降、久々に火星が地球に大接近します。
今年の夏から秋にかけては、南の空の低い位置に不気味なくらいに赤く輝く火星が目を引くことになります。
地球から見た火星はどのように見えるのか、今回の大接近、そして次回以降の火星の接近の様子を紹介しつつ、火星の見え方や楽しみ方も紹介します。

■目次
口絵:赤い火星の輝き/火星の素顔/自転する火星

第1章 火星という惑星
火星のデータ/火星と地球くらべ/火星のオリンピック/火星の小さな衛星たち

第2章 火星の物語
軍神マーズの惑星/火星の赤い輝きのわけ/和歌を詠む夏日星/西郷どんの星/火星の小さな衛星の予言

第3章 火星を見つめた人々
眼視観測の天才―ティコ・ブラーエ/火星だった幸運―ケプラー/望遠鏡による火星の観測―ガリレオ/初めての火星スケッチ―ホイヘンス/火星には「カナル」がある―スキャパレリ/運河説を主張―パージバル・ローウェル/運河説を否定―アントニアジ/火星の2つの小さな月を発見―アサフ・ホール/火星を見つめて
 
第4章 火星探査 
火星探査に成功したマリナー計画/火星に初着陸―バイキング計画/困難がつきまとう火星探査への道/1990年代以降、盛り上がる火星探査/ランダーやローバーでの探査も活発に/変化に富んだ火星の地形/激しい嵐がつねに発生/明らかになってきた水の存在/火星に生命は存在するのか/火星以外にも生命が存在する!?/キュリオシティの活躍/はぎ取られる火星大気/火星の地震測定に挑戦するインサイト/2020年は探査機ラッシュ/日本が準備を進めるMMX計画/フォボスのサンプルリターンを目指して/有人火星探査計画の実現に向けて/民間企業が火星移住を実現させる?

第5章 火星の接近を見よう
火星の動き/黄道を移動する火星/火星の星空の動き/2018年の火星大接近/火星を見つけよう/2018年の火星の動き/接近ごとに変わる火星の見かけの大きさ/2020年火星の準大接近/2020年の火星の動き/2020年火星の中接近/2020年の火星の動き/2024年〜2031年の火星接近

第6章 火星面を見よう
望遠鏡で楽しむ火星の見どころ/火星面図/火星観望会へ参加して楽しもう

コラム:火星の記号/火星からの来訪者/火星観測小史/火星人襲来の大パニック

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