あの声でお馴染みの栗田貫一が、絵本の世界に挑む。
作家「くり かんいち」としてのデビュー作。
読み聞かせで楽しめる自然科学絵本。
歌が大好きでものまねが得意なクリの子・クリボン。クリの木から落ちたその瞬間から、森では"びっくり"が連続発生!
仲間たちと驚いて笑って、大冒険の一日が始まります。
木の上でのんびり歌っていたクリボンは、地面に落ちてトゲトゲからポロリ。
一緒に落ちたクリのきょうだいはどこへ? きょうだいを探すクリボンの前にドングリンが落ちてきて、ビックリ。
二人はすぐに大親友に。
ところが、走り出したら止まらないイノシシさんにはね飛ばされ、空高く舞い上がり、落ちたのはクマさんの上!
クリボンたちに顔を近付け、迫り来るクマさん。襲われるのか、食べられてしまうのか……
どうする? クリボン!
トンネルを抜けた先で見つけたのは、ぽかぽか「森のおふろ」。
友情とやさしさを描きながら、秋の森の実りや動物たちにも親しめる自然学習エッセンス入り。
リズミカルな擬音と歌で、日本の自然の美しさや、仲間を思いやる優しさを感じられる――読めば子どもの好奇心も友情もぐんと育つ、笑って泣いてほっこり温まる"森の冒険"絵本です。
🌰 どんぐりまつぼっくり図鑑付き 🍂