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手づくりする木のスツール New Edition

座り心地のよい形をさがす、つくる、つかう

著者: 西川 栄明

定価(税込)1,980円

発売日2018年04月10日

ISBN978-4-416-61847-9

内容

全国各地の木工家(約40名掲載)がつくる木のスツール(腰掛け)、小さな椅子、子供椅子などを紹介。
掲載点数、約150。
現在第一線で活躍する木工家が、初心者向けにスツールなどの作り方を丁寧に解説する「つくってみませんか」ページも掲載。

<本書の特徴>
1.木工家が作った作品を掲載
主に木工家が自らデザインして、実用的な椅子に仕上げたものを取り上げています。

2.作り手の考え方がわかる
たんに作品を紹介するだけではなく、なぜこのようなスツールを作ったのかなど、
作り手の考え方や作品が生まれた背景なども記載しています。

3.「座る」シーンの写真を掲載
作り手やご家族の皆さんにモデルになってもらい、実際にスツールに座っているシーンの写真を掲載。
人が座っていることで、椅子のスケール感を理解しやすいようにしています。

4.作り方を懇切丁寧に木工家が指導
木工初心者でも椅子づくりができるように、木工家が作り方を丁寧に解説した「つくってみませんか」ページを設けました。
工作をしたことのない方も、チャレンジできる内容になっています。

*本書は、2010年に誠文堂新光社で刊行された『手づくりする木のスツール』に、新たに6人の木工家を取材し加筆修正しています。
初版より16ページ増のNew Editionとして刊行。

著者紹介

西川 栄明(ニシカワ タカアキ)

1955年生まれ。編集者、ライター、椅子研究者。椅子や家具のほか、森林や木材から木工芸に至るまで、木に関することを主なテーマにして編集・執筆活動を行っている。著書に『手づくりする木の器』『増補改訂新版 手づくりする木のカトラリー』『この椅子が一番!』『増補改訂 名作椅子の由来図典』『樹木と木材の図鑑-日本の有用種101』『日本の森と木の職人』『一生ものの木の家具と器』『木の匠たち』『木のものづくり探訪 関東の木工家20人の仕事』など。共著に『Yチェアの秘密』『ウィンザーチェア大全』『原色 木材加工面がわかる樹種事典』『漆塗りの技法書』『木育の本』など。

商品名 手づくりする木のスツール New Edition

商品名(カナ) テヅクリスルキノスツール ニューエディション

著者名 西川 栄明

判型 B5変(縦210mm×横182mm)

ページ数 160

第1章 まずは、ベーシックなスツールから(気持ちいい緊張感をもたらす、軽やかに仕上げた―杉村徹のスツール
狭い台所でも使えるようにと、スリムなフォルムに仕上げた―狐崎ゆうこの「ハイスツール550」 ほか)

第2章 小さな背もたれのついたスツールや小椅子(シェーカーの椅子の部材を、さらに削ぎ落としてスリムに仕上げた―宇納正幸の「CUEスツール」
自分の中で形を見つけ納得し完成度を高めて世に出した―高橋三太郎のKAMUI、MOON、MUSE ほか)

第3章 素材に、鉄、竹、スギ間伐材。軽い、揺れる、組み立てる…。ユニークなスツールたち(鉄と黄檗を現代的センスで組み合わせた―深見昌記の「彩色漆小椅子」
しなやかで丈夫な竹の特長を生かしながら超軽量に仕上げた―森明宏の「桜竹籐スツール」 ほか)

第4章 子ども椅子、大人も座れる小椅子(通常サイズの椅子以上に気づかいしながら作り上げた―村上富朗の小さなウィンザーチェア
丸っこくて、やさしい雰囲気があって、とっても頑丈な―山田英和の「カブトムシいす」 ほか)

第5章 スツールや椅子を修理再生する(拾ってきた廃材を使って元々の味わいを残しながら再生させた―武田聡史の「Scrap Chair for Children」
椅子屋の檜皮奉庸が、Yチェアの座面を編む ほか)

お詫びと訂正

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