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中央アジア・遊牧民の手仕事 カザフ刺繍

伝統の文様と作り方

著者: 廣田 千恵子 / 著者: カブディル・アイナグル

定価(税込)1,980円

発売日2019年08月09日

ISBN978-4-416-51955-4

内容

ウズベクのスザニ、インドのミラー刺繍、トルコのオヤ…アジア各地に受け継がれる伝統の手仕事は、手芸ファンを魅了してやみません。

モンゴル国の西端に位置するバヤン・ウルギーには、「カザフ」といわれる遊牧民族が今も牧畜を営みつつ暮らしています。
彼らは、遊牧、鷹匠、音楽、装飾など多くの独自文化を守り、発展させてきました。
そんなカザフの人々が愛しい家族のために制作する美しい刺繍。
現地では壁掛け布(トゥス・キーズ)として使用されますが、その大胆なデザインと色鮮やかさは圧巻の美しさです。

本書では、そんなカザフ刺繍の世界初の図案付き技法書として、小ぶりでシンプルなモチーフから、複数のモチーフを組み合わせた大ぶりなデザインまで、全て図案付きで紹介。
基本的な作り方は、写真と説明でわかりやすく解説しながら、手持ちの服や小物にアレンジする方法まで幅広く網羅しています。

その大胆なデザインは、一見難しく見えるかもしれませんが、技法自体は大変シンプルなもの。
刺繍枠は画材用のキャンパス枠、刺繍針はレース編み用のかぎ針と、日本で手に入る手芸材料で作ることができるので、刺繍初心者でも安心して始められます。

現地の美しい写真と文化背景を楽しみながら、実際に作品を作ることができる構成は、
世界の手仕事、手芸ファンはもちろん、文化資料としても活用いただける保存版です。

著者紹介

廣田 千恵子(ヒロタ チエコ)

千葉大学大学院博士課程在籍中。専門は文化人類学。
モンゴル国バヤン・ウルギー県に2年留学し、カザフ人と生活を共にすることで彼らの文化を学ぶ。
特に遊牧民の手芸・装飾文化に関心を持ち、現地滞在中にカザフ刺繍の技法を習得。
「カザフ情報局KECTE」を通じて、カザフ文化に関する情報を発信を行う。

カブディル・アイナグル

モンゴル国バヤン・ウルギー県在住のカザフ人。
かぎ針刺繍を得意とし、様々な創作活動を行う。
また、カザフの伝統的手芸技法を若い世代に教えるなど、その活動は多岐にわたる。
2018年に初来日した際には、廣田氏と組んで日本各地でカザフ刺繍のワークショップを行い、多くの日本人にその卓越した技術を披露した。

商品名 中央アジア・遊牧民の手仕事 カザフ刺繍

商品名(カナ) チュウオウアジア ユウボクミンノテシゴト カザフシシュウ

著者名 廣田 千恵子

著者名 カブディル・アイナグル

判型 B5変(縦247mm×横185mm)

ページ数 128

第1章 カザフ人の装飾文化と刺繍
第2章 カザフの伝統文様
第3章 華麗なるトゥス・キーズの世界
第4章 身近な服や小物に取り入れて

お詫びと訂正

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