新年早々、1月6日に日本全国で部分日食が見られます。日本で見られるのは約3年ぶりの部分日食です。天文ガイド2019年1月号では、この部分日食を詳しく紹介しています。
1月6日、日本全国で部分日食が見られます。日本国内で見られる日食としては2016年3月9日(インドネシアでは皆既日食)以来、約3年ぶりとなります。このときは日本では全国的な天候不良で、日食を見られた地域は少なかったようです。さらにその前となると2012年5月21日の金環日食以来となり、約7年ぶりのことになります。
1月6日は日曜日で、国内で食の始まる時間は午前9時前頃からで、終わる時刻は北日本ほど遅くなりますが、北海道でも正午前に全過程が終了します。北日本ほど食分が大きく観察条件がよく、札幌での食分は0.539です。南の地域ほど食分は小さく那覇での食分は0.143です。
日食の観察は、肉眼でも望遠鏡を使用した観察でも、強烈な太陽光と熱を遮る必要があります。誤った方法で観察すると大変に危険です。必ず正しく安全な方法で観察するようにしましょう。
天文ガイド2019年1月号では、今回の部分日食の安全な観察方法を紹介しています。また、写真に撮りたい人のために、部分日食の撮影方法もわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください。