12月26日、日本では、夕方の西空で好条件の部分日食が全国で楽しめます。この日食は中東~太平洋上で金環日食となります。サウジアラビアの陸地で始まり、カタール、アラブ首長国連邦、オマーンを経て、インド南端、スリランカ北部、スマトラ島、シンガポール、ボルネオ島、グアム島やロタ島を通過して、太平洋上で終わります。ここでは本誌協賛・金環日食観測ツアーの詳細と、ツアー中に見られる金環日食の情報について紹介します。
●オマーン・ワヒバ砂漠7日間金環日食観測キャンプツアー
アラビア半島の東に位置するオマーンには、本誌協賛・(株)道祖神主催の金環日食ツアーが遠征します。観測はワヒバ砂漠で行ないます。ここでの食の最大は、7時38分30秒(現地時)ごろ、太陽高度は11°.4、継続時間は約3分2秒です。オマーンでは、欠けた状態の太陽が地平線から昇ってきます。
遊牧民のベドウィンが暮らすワヒバ砂漠は東西約180km、美しい砂の世界が広がります。日出や日没時には砂丘や風紋の幻想的な写真を、夜間は砂漠で星空撮影も思う存分撮影できるツアーです。
詳しくはこちら▼
https://www.advworld.jp/tour/oman
_annual_eclipse_9days.html
●常夏のグアムでクリスマスをむかえる!グアム金環日食観測ツアー(天文ガイドスタッフ同行)
日本からも近く、なじみのあるグアム島は、金環日食帯にすっぽり入ります。グアム島の中心街のタモン湾付近に中心線が通っているので、観測に適した島の西側のビーチまでアクセスがよく便利です。
本誌協賛・西鉄旅行(株)主催のツアーでは、タモン湾のビーチで金環日食の観測を行ないます。ここでの食の最大は16時56分3秒(現地時)ごろ、太陽高度は13°.4、継続時間は約3分10秒です。欠けたままの太陽が水平線に沈んでいく様子が見られます。さらに、夜間の星空観測のほか、南十字星を見るオプショナルツアーも用意。ツアーには、本誌で活躍する自然写真家・牛山俊男氏が講師として同行します。
詳しくはこちら▼
https://www.nishitetsutravel.jp/
tenmon/guam2019
【南十字星の観測ができるオプショナルツアーも!】
西鉄旅行(株)主催のグアム島のツアーでは、南の島を訪れたらぜひ見たい、南十字星の観測も予定しています(オプション料金となります)。詳しくは上記Webサイトをご覧ください。