「野辺山タイムラプスムービー」はこちらから視聴できます。
野辺山タイムラプスムービー
 

国立天文台野辺山と長野県南牧村で2夜3日間にわたり撮影が行なわれた
「野辺山タイムラプスムービープロジェクト」

天文ガイド読者6名がカメラマンとなり、同地の魅力的な星空をとらえるべく撮影に挑んだ。
初日の昼間にロケーションハンティングを完了し、撮影スタンバイ。
6名のカメラマンが国立天文台野辺山、海ノ口牧場、旧・野辺山スキー場の3つのロケ地に散らばり、それぞれに構図を構える。
いよいよ撮影開始だ。一晩の撮影計画は1カットで約300枚の静止画を2セット撮影する。
11月半ばの野辺山は早くも厳寒期を迎えていたが、幸い2夜ともに快晴となり、素晴らしい星空が頭上に広がった。
撮影された静止画は講師を務める竹本宗一郎氏が編集。
3月5日より、いよいよ完成したタイムラプスムービーが公開となった。

プロジェクト初日はまず、タイムラプスムービーの基礎知識をワークショップ形式で学ぶ。
プロジェクト全体の講師をつとめる竹本宗一郎氏により撮影のポイントがレクチャーされた。
国立天文台野辺山の敷地内をロケハン。
巨大なアンテナを構図にどう収めるか、さまざまなアングルを模索。
ロケハンを終え、今晩の撮影計画をもとに、撮影枚数、露出時間、感度設定などを最終打ち合わせ。
このあと各人の撮影ポイントにわかれ、カメラを設置する。
昼間のロケハンで検討した構図にカメラをセットし、インターバルタイマーのスイッチをオン。
ふだん夜間は入れない国立天文台野辺山の敷地で、2夜にわたりじっくりと撮影。
最終日3日目の午前は、撮影事後ミ−ティング。
撮影結果を確認、全員で撮影成功を喜びあう。
完成した動画がいよいよ公開となった。
誠文堂新光社