実績詳細

91347

柳宗悦も賛美した謎の焼絵発掘

ISBN: 978-4-416-91347-5
著者名: 田部 隆幸
発売日: 2015-01-13
判型: B5
副書名: 定本 焼絵考
ページ数: 168
定価:本体 1,800 円+税
  
焼絵とは、金属性の鏝、火箸などを熱して紙、絹、竹などに絵画、文字を描くものの総称で、現在ではあまり知る機会が少なくなったが、その歴史は古く、中国、朝鮮、日本では1000年も前から行われていた。その証拠に我が国では、国学者の林亀瑞や、屋代弘賢の記述『聚遠雑記抄附焼絵考』が宮内庁書陵部にあり、日本書紀、平家物語、盛衰記などにも焼絵の記述が確認できる。また、譜代大名、国学者、狩野派の絵師、京都四条派、浮世絵師なども焼絵を描いていた。
本書では、古典籍の分野から見た日本の焼絵の歴史を辿る資料として、その価値を検証するため全文を掲載。その他、江戸時代に実在した焼絵作家の活動や、中国、朝鮮の焼絵の歴史をわかりやすく解説、焼絵の魅力を一冊に凝縮した内容になっている。
さらに現役で活躍する美術博物館学会員、書道家などの未発表論文を収録している点も本書の大きな特色のひとつで、美術史を志す学生はもちろんのこと、絵画研究のプロも必読の一書となっている。


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