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残すべき建築

残すべき建築

著者名: 松隈 洋
発売日: 2013-01-23
ISBN: 978-4-416-61388-7
書名(かな): ノコスベキケンチク
判型: A5
副書名: モダニズム建築は何を求めたのか
ページ数: 288
定価:
本体1,800 円+税
保存運動が行われながら取り壊しが決定した歌舞伎座や東京中央郵便局など、1920年代〜60年代に建てられた近代建築が相次いで姿を消している。市民に憩いの場を提供し、愛されてきた京都会館も、設計者が意図した景観が損なわれる形で改修工事が進められている。一方で東京駅が華々しく復元されるなど、過去の建築に対する再評価の動きはある。しかし、一時代前の近代建築は、素材の劣化や用途の変化により、経済効率のよい高層建築に建て替えられることが多く、我々の生活基盤を築き上げたという存在価値は軽視されているのが現状だ。本書では、真の評価が定まる前に絶滅の危機に瀕している近代建築のうち、後世に残すべき36例を取り上げ、設計時の時代背景や設計者の意図を交えて解説。建築を学ぶ学生や若い建築家、建築に興味がある一般を対象に、近代建築がおかれた現状について考察する入門書とする。


松隈洋『残すべき建築』刊行記念
松隈洋×松原隆一郎×堀部安嗣トークイベント
「建築にみる心の持続性」

 東京中央郵便局や同潤会アパート、京都会館など、1920年代〜60年代に建てられたモダニズム建築の多くが、私たちの見慣れた風景から失われようとしています。素材の劣化や用途の変化による改修はやむを得ないとしても、それらの建築が建てられた時代背景や社会状況を踏まえて、その意義を未来に引き継ぐ必要があるのではないでしょうか。
 本書は、著者の松隈洋さんがモダニズム建築を訪ね歩き、それらに込められた設計者や施主の思いを伝え残すべく、『建築ジャーナル』誌に綴った連載をまとめたものです。書籍化する際、連載時には現存していた建物のいくつかは取り壊されていたり、存続が危ぶまれるものもありました。その変化は本書に加筆されていますが、1 月の刊行から半年を経て、状況はさらに変化しています。そこで、本書に収録された建築の現状を報告するとともに、モダニズム建築をいかにして未来へと引き継げるかを考える場として、松隈さんにお話いただく機会を設けました。
 松隈さんとともに登壇していただくのは、本書の意図を独自の視点で汲み取り、毎日新聞で書評してくださった社会経済学者の松原隆一郎さんと、モダニズム建築に学びながら住宅を中心に設計している建築家の堀部安嗣さんです。堀部さんにとって松原さんは施主でもあり、近作「阿佐ヶ谷書庫」は、松原さんの実家の記憶を引き継ぐ空間となっています。この建築に込められた思いを交えながら、「心の持続性」をテーマにモダニズム建築について語っていただきます。


日時:2013年7月7日(日)14:00〜16:00(開場13:30)
場所:東京大学山上会館(東京大学本郷キャンパス内)
東京都文京区本郷7-3-1
http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/
*「山上会館」は前川國男が設計した最晩年の作品(1985年竣工)
参加費:1000円
定員:100名

[申込方法]
以下をご明記のうえ、メールにて誠文堂新光社の久保までお申込みください。
件名には「残すべき建築イベント申込」とご明記ください。
1. お名前(ふりがな)
2. 職業(できましたら所属先もお書き添えください)
3. 携帯電話番号
4. メールアドレス
5. 人数(できましたら同伴者の方のお名前もお書き添えください)
6. 登壇者へのご質問など

[申込・問合せ先]
誠文堂新光社イベント用メールアドレス:event@seibundo.com

⇒告知チラシはこちら
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