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— VKCh (@tenmonguide) May 1, 2026
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5月は、暖かな春から汗ばむ初夏へと移り変わる季節です。若葉は日に日に色濃くなり、木漏れ日はまぶしさを増していきます。爽やかな風が吹き抜ける夕暮れのあとには、澄み渡った春の星空が広がり、ゆっくりと夏の星座たちも姿を現し始めます。
夜空では、南の空にしし座やおとめ座が輝き、北斗七星の柄からアークトゥルス、スピカへと続く「春の大曲線」が頭上高くを大きく弧を描きます。アークトゥルス、スピカ、デネボラが形づくる「春の大三角」も見ごろを迎え、東の空にはヘルクレス座やこと座など夏の星座が昇ってきます。夜半を過ぎるころには、さそり座の上半身も南東の空に姿を見せ、季節の移ろいを感じさせてくれるでしょう。
5月6日ごろには、みずがめ座η流星群が活動のピークを迎えます。今年は月明かりの影響が大きく観察条件はあまり良くありませんが、未明から明け方にかけて、空の暗い場所ではいくつかの流星を見ることができそうです。
14日未明には、細い月が土星に接近します。土星は明け方の東の低空に姿を見せ始めており、月と並んで輝く様子が楽しめます。また、火星も近くに位置しているため、早起きして東の空を眺めてみるのもよいでしょう。
宵の西空には、金星と木星が明るく輝き、春の夕空を華やかに彩ります。19日には細い三日月が金星に接近し、翌20日には木星の近くに並び、印象的な眺めとなるでしょう。
5月2日は満月ですが、さらに31日にも満月となり、同じ月に2回満月が起こる「ブルームーン」となります。31日の満月は、今年もっとも小さく見える満月「マイクロムーン」にあたり、月が地球から遠い位置にあるため、普段よりやや小さく見えます。
このほか、5月末にはミラ型変光星アンドロメダ座R星が極大光度になると予想されています。条件が良ければ双眼鏡でも観察できるでしょう。