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— 月刊 天文ガイド (@tenmonguide) January 5, 2026

2026年1月の星空

 1月を迎え、日本列島は1年でもっとも寒い季節となります。北日本では連日のように雪のニュースが寄せられ、太平洋側では晴れるため夜は放射冷却によって冷え込みます。それでも晴れ間をねらい、寒さに耐えても見たいのが冬の星座です。そこには1年でもっとも多くの1等星が輝き、明るく形のわかりやすい星座たちがひしめきます。
 1月4日明け方には地球が近日点を通過し、三大流星群の1つ、しぶんぎ座流星群がピークを迎えます。
 1月7日未明には、九州の中部南部と南西諸島を除く日本の広い地域でレグルス食が見られます。しし座の1等星レグルスが満月過ぎの月の明るい縁の背後に隠され、暗い縁の背後から出現します。北の地域ほど、レグルスは長い時間月に隠されます。観測や観望ですが月が明るいため、望遠鏡での観測をおすすめします。レグルス食の南限界線は長崎・熊本・宮崎県を通過しますので、この限界線上の地域では1時33分ごろ、レグルスが月面の縁を通過し、接食となります。
 さて、昨年の冬におうし座に輝いていた木星は、2026年の冬はふたご座にあります。木星は13ヵ月ぶりに衝を迎え、-2.7等まで増光して輝きます。木星は、夜空では金星に次いで明るく輝く惑星ですから、冬の星空は華やかさを増しています。なお、衝のときの木星は地球を挟んで太陽とは正反対に位置するので、太陽・地球・木星がほぼ一直線に並びます。木星は日没のころ空に昇り、日の出のころに地平線に沈み、一晩中空に輝いて観測の好機となります。
 1月23日宵の西空では、月齢約4.6の月と土星が横に並んで輝きます。最接近は18時14分ごろで、このときの土星と月の離角は3°38′です。学校や会社からの帰り道、並んで輝く2つの天体の姿は目を引くことでしょう。土星を望遠鏡で見ると環はまだ非常に細く輝いて見え、美しいでしょう。

同じ星空が見える時刻

1月上旬:22時ごろ
1月中旬:21時ごろ
1月下旬:20時ごろ

星座図の見かた

図の中央が頭の真上の"天頂"にあたり、円の周囲が地平線を表します。図の東西南北の方位と自分の立っている場所での東西南北の方位を一致させ、頭上にかざすと、星座や星を見つけだすことができます(この図は、頭上にかざして見るものなので、東と西の方位が一般の地図とは逆になっています)。
この図では、北緯35°付近での見え方を示してありますが、ほぼ全国的にこれと似た見え方になるとみて差し支えはありません。もちろん、北海道あたりでは北の空がより高く、沖縄付近では南よりの星座が高く見えるようになります。

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