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太陽のきほん

太陽は何色? どうやって生まれたの? その活動から読み解く太陽のふしぎ

著者: 上出 洋介

定価(税込)1,650円

発売日2018年01月11日

ISBN978-4-416-61761-8

内容

恒星とは、自ら光を放つ星のこと。
夜、空を見上げると満天の星が見えます。
実は、この星ひとつひとつが恒星と呼ばれる星ぼしです。

宇宙には数えきれないほどの恒星が輝いています。
私たちの住む太陽系の中心にある太陽も、そんな恒星のひとつなのです。

では、なぜ太陽はあんなに明るく熱いのでしょうか?
燃え尽きてしまうことはないのでしょうか?
身近ではあるのに、ふしぎな存在の太陽を、本書はわかりやすい文章とかわいいイラストで紹介していきます。

知れば知るほど太陽が好きになり、地球に生命が誕生した奇跡を感じることができます。

著者紹介

上出 洋介(カミデ ヨウスケ)

1943年北海道生まれ。北海道大学理学部卒業、東京大学大学院修了。理学博士。大学院修了後渡米。アラスカ大学、コロラド大学、米国立地球物理データセンター、米国立宇宙環境研究所、米国立大気科学研究所などを経て、名古屋大学太陽地球環境研究所教授/所長。定年退官後、京都大学生存圏研究所特任教授。現在は、名古屋大学名誉教授、りくべつ宇宙地球科学館館長。専門は、宇宙空間物理学、とくにオーロラ、磁気嵐など、太陽地球系現象のモデリング。日本学術会議地球電磁気研連委員長、地球電磁気・地球惑星圏学会評議員、国際地球電磁気学会副会長など、多くの国内/国際学会委員を歴任。多くの学術専門書の執筆に携わる。

商品名 太陽のきほん

商品名(カナ) タイヨウノキホン

シリーズ名 ゆかいなイラストですっきりわかる

著者名 上出 洋介

判型 A5

ページ数 160

Chapter1 太陽と私たち
太陽系の親分・太陽/太陽の光は生命の源/体内時計と太陽/太陽の神様/夏至の太陽とストーンヘンジ/日の出と日の入り/太陽と季節/暦と春分点

Chapter2 太陽ってどんな星?
太陽の誕生/太陽の寿命/太陽までの距離と太陽の大きさ/人間に見える太陽の姿/太陽は何でできている?/宇宙には太陽がたくさんある?/宇宙での私たちの太陽/太陽の中心では何が起きている?/太陽のいろいろな光/ニュートリノの謎/ガリレオによる太陽観測/太陽の奇妙な自転/太陽の内部を探る/太陽の明るさは変わらない?/皆既日食って何?/コロナの形は何を表す?/コロナの穴?

Chapter3 太陽黒点と磁場の謎
太陽にはシミがある?/黒点研究の歴史/黒点とバタフライ/太陽は大きな磁石/太陽磁場の逆転/南北磁場の非対称性/黒点はなぜ黒い?/太陽のダイナモ?/太陽活動度と黒点数/太陽活動周期とは?/過去の太陽活動を調べる方法

Chapter4 いろいろな太陽の姿
ダイナミックな太陽の姿/コロナはなぜ熱い?/太陽の温度~世紀の謎/プロミネンスは紅い炎/フレアって何?/フレアの地球への影響/マイクロフレア、ナノフレア/太陽のトゲ~スピキュール/コロナは惑星間空間に飛び出している?/太陽からの粒子による被ばく問題/太陽にも地震がある?

Chapter5 太陽観測と地球への影響
太陽風とプラズマ/太陽風はどのように作られる?/太陽風の発見/太陽風は目で見えない?/太陽風を出し続けたら太陽はなくなってしまう!?/太陽風の果て/太陽風の暴風/太陽風が引きちぎってくる磁場/太陽風とオーロラ/オーロラ発生のしくみ/太陽風と銀河宇宙線/地上から太陽風を観測するには?/宇宙天気予報/太陽から地球へ届くエネルギー/太陽定数とは?/太陽定数は定数じゃない!?/地球の温度はちょうどいい?/地球大気への影響/地球気候への影響/太陽黒点が世界史を変える?/太陽観測衛星「ようこう」の活躍/太陽観測衛星「ひので」とこれからの太陽観測/世界の太陽観測衛星/地上からの太陽観測

お詫びと訂正

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