2017年に起こる天文現象と、2016年に起こった天文現象についての写真や観測結果などを掲載します。
2017年の注目の天文現象は下記のとおりです。
2017年2月26日 南米大陸、アフリカ大陸で金環日食が起こります。
2017年7月25日 夕方西の空で水星が極細の月にかくされる水星食が起こります。
2017年8月8日 真夜中に満月の一部が欠ける部分月食が起こります。
2017年8月22日 アメリカ大陸を皆既日食が横断。
夏休みの期間中ということもあり、日本から多くの人が観測に遠征します。
2017年9月19日 明け方東の空で極細の月に水星がかくされます。
次の観測可能な水星食は、2034年2月18日までありません。
2018年1月1日 元旦が満月となり、この日の月がスーパームーンとなります。
そのほか、カラー口絵では、2016年に話題になった、火星の接近、水星の日面経過、
インドネシアなど見られた皆既日食、アフリカやマダガスカル島で見られた
金環日食の画像とその解説を掲載します。
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お詫びと訂正
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『天文年鑑2017年版』 p10「展望」のページ2行目におきまして、記述に誤りがございました。
正しくは下記になります。
(誤)
西暦2017年(平成29年)は閏年で,年の干支は丁酉(ひのととり,ていゆう)である.
(誤) (正)
閏年 → 平年
(正)
西暦2017年(平成29年)は平年で,年の干支は丁酉(ひのととり,ていゆう)である.
読者の皆様、関係各位に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。