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近刊

日本のヘビ

日本産種を完全網羅 美しい写真で識別点がわかる

著者: 福山 伊吹 / 著者: 福山 亮部 / 著者: 田原 義太慶 / 著者: 堺 淳

定価(税込)3,300円

発売日2025年05月08日

ISBN978-4-416-52496-1

日本のヘビ43種+4亜種を網羅し、色彩・地域変異も多数収録した、ハンディ版ヘビ図鑑が登場!

内容

野外観察に必携! 日本のヘビ43種+4亜種を網羅し、色彩・地域変異も多数収録。充実した検索表付きのハンディ版ヘビ図鑑が登場!

 

第1章では、ヘビの生物学・形態学的特徴をはじめ、ヘビの活動と季節の変遷、生息環境と探し方、調査や観察に役立つ道具、写真撮影テクニック、ヘビに関わる法律、絶滅危惧種、毒ヘビとその対処法、用語解説と、ヘビに関する基礎知識をていねいに解説。種判別に役立つ「2つの検索表」も掲載しています。

 

1つは、野外でヘビを見かけた際に、手に取らずに目視や雰囲気で大まかに判別したいとき、写真から種の当たりを付けるときなどに役立つ「簡易検索」。もう1つは、正確に種同定を行いたいときに活用する「日本産ヘビ類検索表」。他の種と形態的にどんな違いがあるのか、どんな分類形質が重要なのか、理解を深めることもできます。

 

第2章では、43種+4亜種のヘビそれぞれについて、白背景の写真に加え、模式産地、分布、全長などの各種データ、特徴や見分け方、生息環境、見つかる場所、活動時間、行動、食性、採餌、繁殖、毒性、保全状況を解説。貴重な生態をとらえたフィールド写真も多数掲載しています。

 

野外観察や種判別に欠かせない、ヘビ愛好家必携の一冊です。

著者紹介

福山 伊吹(フクヤマ イブキ)

1995年神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。 専門は東南アジアの爬虫両棲類の系統分類学。著書に 『日本ヘビ類大全』(共著、誠文堂新光社)、訳書に『ヘビという生き方』(共訳、東海大学出版部)。

福山 亮部(フクヤマ リョウブ)

1998年神奈川県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程在学中。専門は爬虫類の生態学および行動学。著書に 『日本ヘビ類大全』(共著、誠文堂新光社)、訳書に『ヘビという生き方』(共訳、東海大学出版部)、写真提供に『新 日本両生爬虫類図鑑』(サンライズ出版)、『毒ヘビ全書』『大蛇全書』(グラフィック社)、『Japan: The Natural History of an Asian Archipelago』(Princeton University Press)など。

田原 義太慶(タハラ ヨシタカ)

1984年福岡県生まれ。琉球大学大学院理工学研究科修了後、爬虫両生類の写真家・執筆家として活動。著書に『日本ヘビ類大全』(共著、誠文堂新光社)、『毒ヘビ全書』『大蛇全書』(ともに共著、グラフィック社)。日本爬虫両棲類学会会員。

堺 淳(サカイ アツシ)

一般財団法人日本蛇族学術研究所主任研究員兼所長代理。ヤマカガシやマムシをはじめ、毒蛇咬傷の病理、抗毒素などの研究を行う他、医療機関向けの毒ヘビ対策研修なども行う。著書に 『日本ヘビ類大全』『刺す! 咬む! 防御する! 猛毒をもつ危険生物』(ともに共著、誠文堂新光社)。

商品名 日本のヘビ

商品名(カナ) ニホンノヘビ

シリーズ名 フィールドガイド

著者名 福山 伊吹

著者名 福山 亮部

著者名 田原 義太慶

著者名 堺 淳

判型 A5変(縦205mm×横122mm)

ページ数 256

はじめに/本書の使い方/凡例

第1章 ヘビの基礎知識
ヘビの進化と分類/日本のヘビ/生物地理/ヘビの形態/ヘビの活動と季節の変遷/ヘビの行動/ヘビの生息環境と探し方/ヘビの調査・観察に役立つ道具/ヘビの撮影テクニック/ヘビに関わる法律/絶滅危惧種/毒ヘビとは/毒ヘビ咬傷の予防と対処法/用語解説/簡易検索/日本産ヘビ類検索表

第2章 ヘビ図鑑
1 メクラヘビ科(ブラーミニメクラヘビ)
2 タカチホヘビ科(タカチホヘビ/アマミタカチホ/ヤエヤマタカチホ)
3 セダカヘビ科(イワサキセダカヘビ)
4 ナミヘビ科(ミヤコヒメヘビ/ミヤラヒメヘビ/リュウキュウアオヘビ/サキシマアオヘビ/アカマタ/アカマダラ/サキシママダラ/サキシマバイカダ/シロマダラ/ジムグリ/アオダイショウ/シマヘビ/サキシマスジオ/タイワンスジオ/シュウダ/ヨナグニシュウダ/キクザトサワヘビ/ガラスヒバァ/ミヤコヒバァ/ヤエヤマヒバァ/ヒバカリ/ダンジョヒバカリ/ヤマカガシ)
5 コブラ科(イワサキワモンベニヘビ/ヒャン/ハイ/クロガシラウミヘビ/マダラウミヘビ/クロボシウミヘビ/セグロウミヘビ/ヨウリンウミヘビ/イイジマウミヘビ/エラブウミヘビ/ヒロオウミヘビ/アオマダラウミヘビ)
6 クサリヘビ科(サキシマハブ/タイワンハブ/トカラハブ/ホンハブ/ヒメハブ/ニホンマムシ/ツシママムシ)

参考文献/あとがき/和名索引/学名索引
column 近年の分類学的変更/日本のヘビ研究者1/日本のヘビ研究者2/日本最大のヘビ・最小のヘビ/ヘビの雌雄/ヘビの抗毒素血清

お詫びと訂正

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