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近刊

数式を使わない パラボラアンテナ入門

パラボラのかじり方、お教えします

著者: 木内 等

定価(税込)2,970円

発売日2026年08月07日

ISBN978-4-416-92527-0

身近にあるパラボラアンテナの秘密を折り図などを使い直感的に学べる解説書。

内容

円形のパラボラアンテナは、家庭用の衛星放送受信アンテナなどでよく目にするものを始め、宇宙、天文、通信などの最先端科学分野でも重要な役割を果たしています。この本では、何となくではなく「パラボラアンテナの原理を体で覚えちゃう」ことを目的としています。おそらくアンテナの専門家は行わない理解の方法です。〈かじる〉わけですから、頭ではなく体験を通して、難しい数式は使わずに理解することを目指しました。またチリに建設された口径12mおよび7mの合計66台の巨大パラボラを組み合わせ、波長の短い電波で天体を観測する「アルマプロジェクト」も解説。VLBI(Very Long Baseline Interferometry:超長基線電波干渉法)についても詳しく紹介します。天体から届く電波を、数千km以上離れた複数の電波望遠鏡で同時に受信し、合成することで「地球サイズの巨大な望遠鏡」と同等の超高解像度を実現する観測技術です。

著者紹介

木内 等(キウチ ヒトシ)

千葉県出身、電気通信大学卒。郵政省電波研究所(現・情報通信研究機構)に入所し、超長基線電波干渉計(VLBI)の研究:VLBIデータ収集装置、実時間VLBIシステム開発に従事。日米VLBI実験、西太平洋電波干渉計プロジェクト、首都圏地殻変動観測計画(キーストーンプロジェクト)に参画し、国立天文台に移籍。光ファイバー結合型電波干渉計の研究:光ファイバーによる時刻・周波数伝送装置、電波ホログラフィー装置、人工電波源によるアンテナ校正装置開発に従事。アルマ(ALMA)プロジェクト、米国の次世代大型電波干渉計(ngVLA)プロジェクトに参画。元・国立天文台特任教授、博士(工学)。

商品名 数式を使わない パラボラアンテナ入門

商品名(カナ) スウシキヲツカワナイ パラボラアンテナニュウモン

著者名 木内 等

判型 B5

ページ数 144

1章 パラボラアンテナは中華鍋のイメージ?
いろいろなアンテナ/わきあがる謎

2章 電波を集めるには
電波は雨粒みたい? 波みたい?/電波を集めるにはどうすればいいの?/電波が強め合う条件は?

3章 大きなおわん
電波を集める不思議な曲線/準備/折り目の集まった曲線の性質/反射/反射の法則/いろいろな焦点位置/放物線をパラボラアンテナにするには/アンテナ口径/ひそひそ話

4章 小さなおわん
小さなおわんの正体と大きなおわんの穴のなぞ:なぞを解く前に/小さなおわんの正体と大きなおわんの穴のなぞ:なぞ解き/曲線の性質/反射に関する法則は?/私のと違うと思われる方…/円の大きさと副鏡の関係は?/2枚の紙:付録1と付録2の関係は?/双曲線・楕円曲線を副鏡にするには/副鏡を用いる理由は何でしょう?/受信機の切り替え?

5章 アンテナ面のザラツキ:鏡面精度
低い周波数を受信するアンテナ/高い周波数を受信するアンテナ:アルマのアンテナ/ブロッキング/ブロッキングのないオフセットアンテナの例/スピルオーバー

6章 パラボラアンテナはどのような役割?
集光/指向性/受信と放射

7章 電波干渉計
干渉ってなあに?/1台のアンテナの画素数(ピクセル)は1 画素??/大型アンテナを分割してみると/基本的な2つのアンテナで構成される干渉計 /アンテナと星の方向/受信している周波数がズレる??/受信信号の似ているところを探せ??/アンテナ配列

パラボラアンテナを見学できる場所
世界で一番大きなパラボラ
参考文献/謝 辞

付録① 大きなおわん:主鏡の型紙の折り図
付録② 小さなおわん:副鏡の型紙の折り図

お詫びと訂正

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