商品名アイデア No.410 2025年7月号
商品名(カナ)アイデア ナンバー410 2025ネン7ガツゴウ
編集者名アイデア編集部
判型A4変(縦297mm×横225mm)
内容
特集:「こわい」をかたちにする ―恐れと不穏を視覚化するブックデザイン
「こわい」とは、恐怖や不安、嫌悪、驚き、あるいは不条理や理不尽といった感情の集合であり、私たちの心を揺さぶる強い力をもっている。本特集では、そういった「こわさ」の感覚が本の装丁や表紙といった視覚表現にどのように現れているのかを探る。
小説・絵本・漫画・雑誌という4つのジャンルを軸に、現在の「こわい本」のヴィジュアルを紹介。また、坂野公一(welle design)、伊藤潤二、Chilla’s Art、fracoco各氏へのインタビューや、東雅夫氏による寄稿を通して、「こわさ」をめぐる表現の奥行きを考えていく。
雑誌紹介
1953年の創刊以来、グラフィックデザイン、タイポグラフィを主軸に、古今東西のデザインの状況を世界にむけて伝え続けるデザイン誌。毎号異なる仕様とハイクオリティの印刷により最先端のヴィジュアルカルチャーを紹介しています。専門性・資料性の高いコンテンツに加え、マンガ・アニメ,ゲームといったサブカルチャーにデザイン的な視点から迫る企画など、間口の広さも魅力です。
商品名アイデア No.410 2025年7月号
商品名(カナ)アイデア ナンバー410 2025ネン7ガツゴウ
編集者名アイデア編集部
判型A4変(縦297mm×横225mm)
【特集】
「こわい」をかたちにする
―恐れと不穏を視覚化するブックデザイン
企画・構成:アイデア編集部
デザイン:LABORATORIES(加藤賢策,鎌田紗栄,小泉桜)
撮影:青栁敏史・恩田拓治・平井伸造
小説/漫画/絵本/雑誌
[寄稿]
「かみの毛のながいひと」考 ―幽霊と視覚文化の系譜
文:東雅夫
[インタビュー]坂野公一(welle design)
怖くならないように「妥当なこわさ」をデザインする
聞き手:アイデア編集部 構成:藤田亮一
[インタビュー]伊藤潤二
誰も見たことがないホラー表現を ―伊藤潤二の“増殖”する恐怖
聞き手・構成:高畠正人
[インタビュー]Chilla’s Art
インディーホラーゲーム界を席巻する兄弟ユニットChilla’s Artがつくり出す「こわさ」とは
聞き手・構成:松田孝宏
[インタビュー]fracoco
不穏な気配とこわさの視覚表現 ──日常に潜む違和感を捉える眼差し
聞き手・構成:アイデア編集部
[小特集]カンヌ国際映画祭 ACID部門のポスターデザイン
協力:ACID Cannes デザイン:寺尾功司 翻訳:株式会社フレーズクレーズ
「世界で最も美しい本」コンクール2025レポート
厳格さと親密さ──静かな「本の海」にダイブした話
文・構成:秋山伸 編集:西まどか デザイン:Nao Tsunoda(neucitora)
[連載]
デザイン蒐集家たちの部屋
第10回:デザインアーカイヴ
「The Design Reviewed」part 2
East meets West & West meets East
––和本の美しさに魅せられて
文:中島悠子 デザイン:山田和寛+竹尾天輝子(nipponia) 翻訳:株式会社フレーズクレーズ
[展覧会レビュー]
本と書体に美を見出すとき
黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化
文・デザイン:長田年伸
ブックデザインとコンセプト
ブックデザインとコンセプト
《書藝問道 ブックデザイナー 呂敬人の軌跡》をめぐって
インタビュー:水戸部功
聞き手・構成・デザイン:長田年伸
インフォメーション
新刊紹介
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