フローリスト 2022年8月号

コロナ禍で控えていたお花屋さん特集を解禁！さまざまな趣向を凝らしたおすすめの花店を紹介します。フローリスト編集部 : 久保

内容

どんなお店か覗いてみたい、きれいな花に癒されたい、けれどお花屋さんって入りにくい……。そんな印象を覆してくれる、気軽に立ち寄りやすい店や長居したくなる店を紹介します。
特にカフェを併設している花店が多いけれど、雰囲気やスタイルはさまざま。ほかにも各店が愛される理由を解説します。
今年2月にオープンしたばかりの花店では開店初日の様子を取材。
開業したい人も花店をめぐりたい人も参考にしていただきたい特集です。

もうひとつの特集では、アーティフィシャルフラワーを使用した作品を紹介。とくに夏場は植物が傷みやすいため、ディスプレイやインテリアなどにアーティフィシャルは活用したい花材。それらの使用方法も解説します。

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ここだけの話

装飾用の資材が並ぶ横浜ディスプレイミュージアムで、宇田陽子さんが見つけたものは？

横浜ディスプレイミュージアム（YDM）は知っていますか？

横浜にある国内最大級の装飾用資材のショップで、アーティフィシャルフラワーやグリーンをはじめ、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、装飾に活用できる花器や小物や道具類まで、さまざまなアイテムが揃っています。

小誌では6月号から3号連続でフラワーデザイナーさんとYDMを訪ね、そこで販売されている資材を使った作品を紹介しています。
8月号でご登場いただいたのは、連載「脳内緑花」でおなじみのlogi plants & flowersの宇田陽子さん。日頃から好んで使用しているというアーティフィシャルフワラーを使って作品を作っていただきました。

まずは使用する資材や撮影場所を決めるため、宇田さんとYDMへ。

アーティフィシャルフワラーの売り場を見たあとに、グリーンの売り場へ移動。その際、宇田さんが「これ、何ですか？」と足を止めたのは、壁面に展示されていた「ロックプランツパネル」という資材。

アーティフィシャルグリーンで壁面緑化をするためのパネルで、一般的にはグリーンで覆い隠すものですが、そこは宇田さん。パネル自体がかっこいい！と小誌の企画で使用することに。

撮影日に作品を見ると、まったく異なるアイテムに生まれ変わっていました！

よーく見ると、さまざまな色が飛び散っており、それ自体が楽しいアートピースのような仕上がりに。裏方的なアイテムを主役にする、宇田さんの独創性に驚きました。

詳しくは誌面をご覧くださいね。

写真は撮影用に作品を設置する宇田さんと、カメラマンの佐々木智幸さん。

佐々木さんが撮影した画像をチェックしながら「べっぴんさんやな～」とつぶやいていました（笑）。

雑誌紹介

1984年創刊。花店の今を伝える花のアートとビジネスの情報誌。毎号、全国各地にある注目の花店を取材し、ブーケ、アレンジメントなどの最新トレンドや個性あふれるフラワーデザインを紹介します。第一線で活躍するフラワーデザイナーのテクニックも丁寧に解説する。普段知ることができない産地の情報も充実。花店関係者のみならず、将来花の仕事に就きたい人、花き業界の人、日常のなかで花を飾ることを楽しみたい人にとっても必携の情報が満載です。

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