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最新号

MJ無線と実験 2021年7月号

編集: MJ無線と実験編集部

定価(税込)1,430円

発売日2021年06月10日

特集は、スピーカーシステムの音質向上アイテムとして、接続ケーブル製品と、超高域付加を紹介します。 MJ無線と実験編集部 : 桂川

内容

【特集】スピーカーシステムの音質向上アイテム

 

7月号では最新のスピーカーシステム関連商品と、スーパートゥイーターとコンデンサーによるスピーカーチューンアップを特集で紹介しています。

 

製作記事は柳沢正史氏のKT88/6550カソードチョークドライブシングルパワーアンプ、岩村保雄氏の6G-B8シングルアンプ、長島勝氏の6G-A4シングルアンプ、金田明彦氏のバッテリードライブ4端子SiC MOS-FETハイブリッドパワーアンプほか、豊富な作例を掲載しています。

ここだけの話

スピーカーケーブルを変えると、なぜ音が変わってしまうのでしょうか?

スピーカーケーブルとは、アンプとスピーカーの間をつなぐ電線のことで、家庭用では長さ2mほど、電気抵抗は限りなくゼロに近いもので、人間の聴覚範囲と言われる20Hz〜20000Hzを伝送するに必要十分な特性を持っています。

 

1970年代くらいから、スピーカーケーブルを変えると音が変わると言われはじめ、ケーブルはそれまでの「付属品」から独立した「製品」になっていきます。

 

ケーブルを電気的に見ると、抵抗、インダクタンス(高域ほど電気を通しにくくなる特性)、プラスとマイナスの2線間の静電容量(キャパシタンス)を持つもので、スピーカーの発する音で振動の影響を受けると、インダクタンスとキャパシタンスが変動して、音も変化すると考えられます。

しかしこれらの影響は、聞こえないはずの20000Hz以上で起きていて、それを人間の聴覚が検知するのですから、耳のメカニズムは不思議なものと言えます。

 

オーディオメーカーでは、導体の素材と、絶縁体の構造の研究が進み、1970年代からすでに金属材料メーカーとの共同開発が始まっています。

最初は導体に使用されている銅の純度を高めることに注目が集まり、「無酸素銅(純度99.9%以上)」を使用することは常識化していき、1990年代には純度99.9999(6N)銅、99.99999(7N)銅まで登場しました。また、銅の結晶の数を減らしたLC-OFC、単結晶のPCOCCなど、素材競争が激化していきました。

 

現在では純度競争は一段落し、構造で音質をコントロールするメーカーも現れる一方、シンプルな構造こそベストと主張するメーカーもあります。

スピーカーケーブルで音が変わるのは避けられない事実ですから、アマチュア的にはできるだけ短いものを使うことがよいでしょう。

 

写真は今月号で紹介しているスピーカーケーブルの例です。

雑誌紹介

『MJ無線と実験』は『無線と實驗』として1924年に創刊されました。創刊当初はラジオと無線通信、第2次世界大戦中は電子技術の軍事利用、終戦直後にはラジオとアマチュア無線の大ブームに乗り、その後はテレビやデジタル技術を含むエレクトロニクス総合誌となりました。1970年代からはオーディオ記事の比率を上げ、現在は「オーディオ総合月刊誌」となっています。創刊以来、自作機器を中心に、オーディオ技術を一貫してそのテーマとし、現在でも最先端の情報を反映しながらその伝統を継承し続けています。

商品名MJ無線と実験 2021年7月号

商品名(カナ)エムジェームセントジッケン 2021ネン7ガツゴウ

編集者名MJ無線と実験編集部

判型B5

【特集】接続ケーブルによる音質差と、超高域付加アレンジ スピーカーシステムの音質向上アイテム
[スピーカーケーブル]
アコースティックリヴァイブ SPC-REFERENCE TripleC 
エムアンドエムデザイン SN-MS9500 TheONE
ゾノトーン 6NSP-Granster 7700α
ティグロン MS-DF12SP-HSE
ナノテック・システムズ Cayenne-TC
フルテック Evolution Speaker Ⅱ
[スーパートゥイーターのローカットコンデンサー3種の比較試聴]
ヴィシェイ MKT1813
ASC X363
アムトランス Amco

【オリジナル・サウンドシステムの製作】
●出力管の差し換え、UL/3極管接続の切り換えによる多彩な音 KT88/6550カソードチョークドライブシングルパワーアンプ 柳沢正史
●音の力強さ、リアリティを重視して出力トランスと電圧増幅管を選定 カソードフォロワー直結ドライブ6G-B8 3結シングルパワーアンプ 岩村保雄
●変形μフォロワーによる歪みの抑制を検証する 6G-A4シングルパワーアンプ 長島 勝
●DCアンプシリーズNo。277 初段404A、417A、396A 4端子SiC MOS-FET出力段 バッテリードライブ ハイブリッドパワーアンプ[後編] 金田明彦
●設計から改造までDIYで楽しむ真空管アンプ製作21 ビーム管6550A UL接続シングルアンプを作る(3) 実機製作用の初期回路図を作り配線設計を行う 秋一郎
●パソコンによるオーディオアンプ設計・製作支援 第25回 定インピーダンス型フェーダーボックスの設計 池田平輔
●高能率・高音質システムを目指す 小型スピーカーの設計と製作 第159回 小澤隆久
●最新の測定と設計による、高性能・高音質スピーカーの製作 第6回 SBアコースティックスのSatoriユニットを使った高性能3ウェイスピーカー(6) インパルス応答測定によるユニットの裸特性測定 鈴木康平

【オーディオテクノロジー】
●MJテクニカルレポート オーディオ最新モデルと従来モデルとの比較 デノンDCD-A110編 岩井 喬
●新連載 いい音をずっと楽しむための提案 リスニング環境づくりと耳の補正 第1回 部屋の問題と耳の劣化 新井悠一
●クラウドdeオーディオへの誘い 第14回 音楽配信サービスの高音質化の流れがメディアスタンダードの交代を加速する 正木豊
●音楽再生の小宇宙を探索 スモールオーディオで楽しもう 第11回 未知のコネクターを試す2 半澤公一
●MJテクニカルレポート ポークオーディオの最新スピーカーシステム RESERVEシリーズ5モデルの詳細と高音質化技術 柴崎 功
●ウエスタンエレクトリックの歴史28回 奇跡の裏側:初期のシアター用アンプ 長澤 健

【MJベストオーディオコンポ】
[ズームアップ]
●スタックス SRM-400S 全段FETイヤースピーカー用アンプ SRM-500T 真空管出力段イヤースピーカー用アンプ
●DELA N100-S20-J SSDミュージックライブラリー
●オーレンダー ACS100 CDリッピングサーバー
●ピエガ ACE 30 2ウエイバスレフ型ブックシェルフスピーカー
●ディナウディオ Heritage Special 2500セット限定生産の2ウエイスピーカーシステム

●新製品ニュース

【音楽/音響空間/プロオーディオ】
●リスニングルームNo。624 IT企業のシステムエンジニアが作るオーディオアンプの開発環境 東京都渋谷区 伊藤祐輔氏宅

【オーディオ&ソフトガイド】
●日用品の活用から本格的な製作まで オーディオアイデアノート 竹村厚治
●MJオーディオ情報
●LPレコードの真実 第94回 古楽LPのレーベルポリシー3 山口克巳
●ロック&ポップス新譜レビュー
●オーディオは悩ましい 第95回 今なお現役、オープンリール 原島一男
●名曲を訪ねてシネマの森へ158 柳沢正史

【読者のページ】
●読者の作品誌上ギャラリー
●MJディメンション
●第10回 蓮田オーディオクラブ競技会 真空管シングルアンプ大会
●部品交換

【表紙】
ピエガ ACE 30 2ウエイバスレフ型ブックシェルフスピーカー

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