最新号

子供の科学 2020年7月号

編集: 子供の科学編集部

定価(税込)770円

発売日2020年06月10日

ステイホームが楽しくなる料理の科学を特集。ペーパークラフトのロボットがつくれる型紙付録付き。 子供の科学編集部 : すぎっこ

内容

★特集 食材を操るサイエンスを知ろう 料理のロジック
新型コロナウイルスの影響で外出しづらい状況が続いています。

みなさんもお家で過ごす時間が増えているはず。

そんな今、お家でできる活動として注目の「料理」を特集しました。

調理中に起こる化学反応や、科学技術を使って生み出される新しい料理などをたっぷり紹介!

お家でできる実験も収録しています。

 

●小さな博物館の大きな挑戦 ティラノサウルス復元模型製作記
化石を扱う博物館にとって、「恐竜化石」はぜひとも展示したい標本です。

実物の化石ではなくても、精巧な復元模型があれば多くの人々の興味を引くことができ、その模型を使って来館者に説明をするのにも役立ちます。

しかし、従来の復元模型は高価であり、導入は簡単なことではありませんでした。

そんな中、北海道の小さな博物館が「常識を覆す新たな挑戦」を行っています。

この驚きのプロジェクトに迫り、新時代の模型づくりについてお話を伺ってきました。

 

●はじめようジブン専用パソコン 感染症拡散シミュレーション
緊急事態宣言の解除が発表されましたが、3密(密閉、密集、密接)を避けたり、移動を控えたりといった、「新しい生活様式」が求められています。

でも、こうした対策をしないとどうなるのか、直感的にはわかりにくいかもしれません。

そこで、今回はコンピューターが得意とするシミュレーションをプログラミングして、感染症が広がる様子を見てみましょう。

 

●とじ込み付録 ペーパークラフトロボット Craftel
クラフテルは風を受けてゆっくりと歩く6足歩行のロボットです。

風車や滑車、リンク機構など、機械のメカニズムがぎっしり詰まっているから、つくりながらロボットのポイントがつかめます。

つくるのは少し難しいけど、うまく動いたら感動すること間違いなし!

基本のつくり方と工作名人向けの追加オプション、そして自由研究のヒントも紹介します。

ここだけの話

“泡”で楽しむ新しい料理

7月号では、「おうち時間」を楽しむ活動として注目されている「料理」を特集!

調理中に卵や米などの食材がどのような化学変化を起こしているのかを解説しています。

 

また、料理について科学的な視点でさまざまな研究を行っている宮城大学石川伸一教授に取材。先生が研究されている、料理の構造を式として表す「料理の式」や、調理中に起こっている現象を分子レベルで観察し、解析する「分子調理学」についても紹介しています。

 

 

今回の「ここだけの話」では、誌面に載せきれなかった話題を紹介します。

 

「泡化」という調理法は、「世界一予約が取れないレストラン」で有名な、スペインのレストラン「エル・ブリ」で開発された新しい調理法です。
「泡化」という名が示すように、スープやソースといった、普通では泡立たないものを泡立てることができます。

 

泡化はレバーのついたボトル状の専用器具「エスプーマ」に液状の食材とガスを入れて行います。食材の中に溶け込んだガスがレバーを引くことで膨張し、食材が泡立つしくみです。そして、炭酸水でおなじみの二酸化炭素や、亜酸化窒素といったガスが使われます。

 

 

今回お話を伺った石川伸一教授によれば、二酸化炭素で泡化したものは独特のシュワシュワ感と苦味が残る一方、亜酸化窒素で泡化したものはまろやかな口当たりで素材を味わえるそうです。

 

「エスプーマ」は市販されていますので、不思議なふわふわ食感を自宅で味わうことができますが、一般家庭では二酸化炭素しか使うことができません亜酸化窒素はレストランなどの専門業者にしか販売されていないのだとか。

 

 

二酸化炭素と亜酸化窒素、2つの泡化を比べるには、分子調理を取り入れているレストランに行くしかなさそうです。

残念ながら発祥の地である「エル・ブリ」は閉店してしまいましたが、その技法はたくさんのお店に受け継がれています。

 

「エスプーマ料理 レストラン」などで検索すると、こうした泡化が楽しめるレストランがわかりますので、新型コロナウイルスが落ち着いたあかつきに、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

雑誌紹介

1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。話題の科学ニュースを、どこよりもおもしろく、わかりやすく解説。宇宙、生き物、テクノロジーなど、好奇心旺盛な子供たちがわくわくする科学をお届けします。創刊以来、研究者や医師、エンジニアなど一流の人たちが子供時代に読んでいた雑誌として知られています。また、毎月工夫をこらした実験や工作を多数紹介。手を動かしてものづくりをする体験を提供しています。子供向けのプログラミング学習記事も充実。記事の内容と連動したプログラミングキットの開発も行っています。

商品名子供の科学 2020年7月号

商品名(カナ)コドモノカガク 2020ネン7ガツゴウ

編集子供の科学編集部

判型B5

コカトピ!
コカプレ!
[特集]食材を操るサイエンスを知ろう 料理のロジック
小さな博物館の大きな挑戦 ティラノサウルス復元模型製作記
欠伸軽便鉄道通信 森博嗣のトコトンものづくりライフ/少し小さめの庭園鉄道
世界の不思議な植物/フーディア
錯覚道/フレーザー錯視 実践編
KoKaLAB/ビー玉で超クローズアップ写真を撮ろう!
ビーカーくんがゆく/ビーカーくん、紫キャベツで試験紙をつくる? の巻
なぜ? なぜ? どうして?
ニュース、かましたいの!!/過去最高額の薬「ゾルゲンスマ」から薬の値段を考える
読者の写真コンテスト こんなの撮れた!
ポケデン/サインスター
1等星ウオッチング/さそり座の真っ赤なアンタレス
南極観測隊おしごとREPORT/氷河が融けるしくみを探る
ツッコミ! 科学塾/影が短すぎるよ!
はじめようジブン専用パソコン/感染症拡散シミュレーション
学校でも塾でも教えてくれない 生きる技術/身近な道具で燻製をつくろう
ベジフル新聞/つくってみよう! ひんやりデザート
めざせ! マスマジシャン/コンピューターはどう計算してる? ~ビットシフト演算 応用編~
とじ込み付録 ペーパークラフト Craftelのつくり方
KoKa Scramble
ぼくの発明 きみの工夫
目次
KoKaひろば
謎解きマンガ 放課後探偵 危険生物編/奥に隠されたもの
とじ込み付録 ペーパークラフトロボット Craftel