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MJ無線と実験 2022年4月号

編集: MJ無線と実験編集部

定価(税込)1,430円

発売日2022年03月10日

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特集は「フォノカートリッジの研究」。MMカートリッジ製品と、レギュラー執筆者のアイデアを紹介します。 MJ無線と実験編集部 : 桂川

内容

【特集】特集:フォノカートリッジの研究
4月号の特集は、1万円台MMカートリッジ8種の試聴としてオーディオテクニカAT-VM95C/H、VM520EB/中電MG-3605、MG-3675/ゴールドリングE1、E2/オルトフォンOM Pro S、2M Redを掲載しています。またフォノカートリッジまわりのアイデアとして、
・カートリッジの消磁とシェルリードのシールド 井上千岳
・PC-Triple C/EX単線シェルリードとオートリフター 岩井 喬
・カートリッジの高精度信号伝送手法 井出信次
・デノンDL-103用カリン切削ヘッドシェル 角田郁雄
・カートリッジの保温と針先クリーニング法 成宮真一
・フォノカートリッジのアイデア3案 柳沢正史
・カートリッジIVCをトーンアームに内蔵 編集部
をご紹介しています。
ズームアップは、マランツ MODEL 40n DAC&ネットワーク機能搭載プリメインアンプ/ロクサン Attessa Integrated Amplifier DAC内蔵プリメインアンプ/フィンクチーム KIM 2ウエイスピーカーシステム/バーセン Z1 2ウエイスピーカーシステム。
MJレポートでは、オーロラサウンド EQ-100 可変式マルチカーブ、モノーラル型フォノイコライザーアンプ/ミザイの新型出力トランスNY20を紹介しています。
製作記事は征矢進氏の47シングルアンプ、長島勝氏のPCL83プッシュプルアンプ、金田明彦氏のNutubeハイブリッド&417Aハイブリッドバッテリードライブハイパワーアンプのほか、秋一郎氏の連載、2A3-40シングルアンプをカラーページで掲載。多彩なラインアップです。

ここだけの話

MMカートリッジの良さは、もっと認められるべきではないか。

 昔から、MMカートリッジは入門用で、マニアはMCカートリッジを使いこなしてこそ一人前、のようにいわれてきたようですが、これは本当でしょうか。

 

 MCカートリッジは比較的高価で、出力電圧がMMカートリッジに比べて低いため、昇圧トランスやヘッドアンプが必要で、針が減ったら本体ごと交換する、それが「マニアック」として賞用されてきたのではないでしょうか。

 

 MMカートリッジは比較的安価なうえ針だけを交換できます。交換部分にガタがある「安物」として音が悪いと決めつけてきたのかもしれません。

 

 

 カートリッジはレコードの音溝を針先でたどって磁石やコイルを振動させ、電磁誘導によって振動を電圧に変換するものですが、MMカートリッジではその振動で小さな磁石を動かし、巻線数の多いコイルと磁芯で発電するので、出力電圧が大きいのです。

 

 一方、MCカートリッジはコイルと磁芯のほうを動かし、磁石は固定されているため大きいのですが、コイルが小さく巻線数が小さいので出力電圧も小さいのです。

 

 そしてMMカートリッジの出力電圧の大きさはアンプにとっては雑音が小さくなるメリットがあります。

 

 

 

 現代の高性能プリアンプとMMカートリッジでレコードを聴くと、まったく新鮮で、MCカートリッジに聴き劣りしません。「どうして今まで聴かなかったのか」と考えさせられるほどです。

 

 MMカートリッジにも高価な製品はありますが、近年のMCカートリッジの高額化傾向からすれば、1万円台のMMカートリッジもたくさんあり、比較的安価ですから、好みに合う製品を探し出すのも楽しいでしょう。

 

写真は今回の特集で試聴したMMカートリッジの例です。

雑誌紹介

『MJ無線と実験』は『無線と實驗』として1924年に創刊されました。創刊当初はラジオと無線通信、第2次世界大戦中は電子技術の軍事利用、終戦直後にはラジオとアマチュア無線の大ブームに乗り、その後はテレビやデジタル技術を含むエレクトロニクス総合誌となりました。1970年代からはオーディオ記事の比率を上げ、現在は「オーディオ総合月刊誌」となっています。創刊以来、自作機器を中心に、オーディオ技術を一貫してそのテーマとし、現在でも最先端の情報を反映しながらその伝統を継承し続けています。

商品名MJ無線と実験 2022年4月号

商品名(カナ)エムジェームセントジッケン 2022ネン4ガツゴウ

編集者名MJ無線と実験編集部

判型B5

【特集】フォノカートリッジの研究
○1万円台MMカートリッジ8種の試聴
○フォノカートリッジまわりのアイデア
[オリジナルサウンドシステムの製作]
●K-G2負帰還の可能性をさらに追究 47シングル直結パワーアンプ 征矢 進
●3極5極複合管1種類だけで構成、出力5.4W PCL83プッシュプルパワーアンプ 長島 勝
●設計から改造までDIYで楽しむ真空管アンプ製作 No.30 JJ製2A3-40シングル3段アンプを作る(6) 残留ノイズを解決して試聴する 秋 一郎
●DCアンプシリーズ No.282 Li-Poバッテリードライブ、8Ω負荷60W×2、4Ω負荷120W×2、出力段SCT3030AR 417A&6P1ハイブリッドハイパワーアンプ[前編] 金田明彦
●DCアンプシリーズNo.281 USBダイレクト、光&入力、真空管ラインアンプ&ヘッドフォンアンプ USB&S/PDIF対応真空管D/Aコンバーター[完結編] 金田明彦
●パソコンによるオーディオアンプ設計・製作支援[第34回] ディスクリート構成D/Aコンバーターへの挑戦 DSD評価ボードの設計(2) 池田平輔
●高能率・高音質システムを目指す 小型スピーカーの設計と製作 第168回 小澤隆久
●最新の測定と設計による、高性能・高音質スピーカーの製作[第15回] ピアレスのユニットを使ったコンパクトな2ウエイシステム(3) エンクロージャー製作とユニット裸特性の測定 鈴木康平
●MJ製作レポート マークオーディオの最新スピーカーユニットで楽しむスピーカー製作[第5回] CHR120用エンクロージャーの設計 小澤隆久
●アナログオーディオの多面的な楽しみ方 第4回 DP-2700キャビネットの防振工作 小林貢
●クラウドdeオーディオへの誘い 正木豊
●MJテクニカルレポート iFi Audioの超ハイC/Pストリーマー「ZEN Stream」を用いたネットワークオーディオシステムの構築 実践編 柴崎 功
[ズームアップ]
○マランツ MODEL 40n
○ロクサン Attessa Integrated Amplifier
○フィンクチーム KIM
○バーセン Z1
[MJレポート]
○オーロラサウンド EQ-100
○ミザイの新型出力トランスNY20を聴く
●Hi-fi追求リスニングルームの夢 No.631 マンションのリビングルームで本格オーディオシステムを構築 神奈川県平塚市 吉田 薫氏宅
●日用品の活用から本格的な製作まで オーディオアイデアノート 竹村厚治
●LPレコードの真実 第102回 録音の変遷② マルチチャンネルとワンポイント録音 山口克巳
●JAZZ&ポップス新譜レビュー
●クラシック名盤名演奏 165 楽しくて怖いLPレコード 平林直哉
●名曲を訪ねてシネマの森へ166 柳沢正史
●サイドワインダー
●2021 秋 SLOWHAND 真空管アンプ試聴会
●ジャズバーTオーディオ試聴会

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