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現場で役立つ材料試験 環境試験

試験方法や装置構造をわかりやすく解説

編集: 一般社団法人日本試験機工業会

定価(税込)3,960円

発売日2024年03月27日

ISBN978-4-416-92372-6

機械・電気関係の設計や品質管理の現場で製品の改善・信頼性を高めるための手引書。

内容

本書の第1編は、一般社団法人日本試験機工業会の材料試験&環境試験の技術情報誌『TEST』に掲載された材料の機械的性質(Mechanical Property 力学特性)に関する試験の基礎講座及び技術資料記事から分野別に選出した記事を掲載。記事の技術内容は本質的なものであり、広く材料試験に関する基本情報となっている。

 

第2編は、技術情報誌『TEST』に掲載された環境試験に関わる連載記事の中から、現場の技術者らを読者と考えて、「気象環境試験」「振動試験」「落下・衝撃試験」「腐食試験」「耐候性試験」などについて、試験目的や方法、試験装置の構造や特長、関連規格の概要説明、試験の実施や応用事例などわかりやすく解説することを目的に再構成した。

著者紹介

一般社団法人日本試験機工業会(イッパンシャダンホウジンニホンシケンキコウギョウカイ)

日本試験機工業会は、日本の技術基盤を支える試験機の製造販売業の支援、向上のため、1940年に「全国材料試験機工業組合」として発足した。1965年に環境試験機メーカーが加盟し、力、硬さ、振動、圧力、熱、温度、湿度、光、腐食、摩耗などを試験因子とする工業的試験装置メーカーの会員らが試験機関連情報を発信している。2019年に一般社団法人 日本試験機工業会へ移行した。

商品名 現場で役立つ材料試験 環境試験

商品名(カナ) ゲンバデヤクダツザイリョウシケン カンキョウシケン

編集者名 一般社団法人日本試験機工業会

判型 B5

ページ数 252

第1編 現場で役立つ材料試験 材料試験が必要なわけ 第1章 静的材料試験 鉄鋼・金属の材料試験:薄板金属材料の加工硬化指数試験方法/JIS Z 2241「金属材料引張試験方法」の変遷 非鉄材料の引張試験:CFRPの引張試験/ばねの引張試験 そのほかの静的試験の紹介:コンクリートの強度評価試験/金属の延性試験 第2章 衝撃試験 衝撃試験について/高速衝撃試験機/飛翔体による高速衝撃試験の紹介 第3章 じん性試験 破壊じん性試験/破壊じん性試験(K及びJ試験) 第4章 疲労試験 疲労試験の基礎/各種疲労試験:宇宙航空材料の疲労試験/プリント配線板の疲労試験 各種疲労試験機:平面曲げ疲労試験機/高速疲労試験機/動電形多連負荷試験機/超音波疲労試験機 第5章 硬さ試験 金属の硬さ試験 一般的な硬さ試験方法:ロックウェル/ビッカース/ブリネル/ショア/ヌープ 特殊な硬さ試験方法:微小球反発硬さ試験の紹介 硬さ試験の管理例:硬さ試験国際規格の妥当性に関する技術的検証/ロックウェル硬さ標準機管理 金属以外の硬さ試験:プラスチック、ゴムなど/プラスチック 硬さの応用:鋼の焼入性試験/鋼の硬化層深さ測定 第6章 校正 校正に関する基礎知識 第2編 現場に役立つ環境試験 第1章 環境試験とは何か:目的/歴史/環境ストレス/必要性/分類/規格 第2章 気象環境試験 気象環境試験の目的 気象環境試験の分類(試験内容と装置構造):温度/温度サイクル/温湿度/温湿度サイクル/不飽和加圧水蒸気(HAST)/減圧/複合環境/特殊環境 試験実施上の留意点/試験機の校正・点検 第3章 振動試験 振動試験の目的/振動試験実施のための基礎知識/動電式振動試験装置の性能・特性の表示方法(ISO 5344 /JIS B 7758)/自動車用部品・機器の振動試験(ISO 16750-3/規格から見る振動試験の動向/環境試験のテーラリング(MIL-STD-810G)/小型振動試験装置の種類と応用/動電式6自由度振動試験装置/高周波多点加振装置/特殊振動試験装置 第4章 落下・衝撃試験 落下・衝撃試験の目的/自由落下で物体に生じる衝撃加速度/落下試験/衝撃試験 第5章 腐食試験 腐食試験の目的/歴史/試験方法/試験装置/関連規格/試験実施事例/腐食試験の今後 第6章 耐候性試験 耐候性試験の種類/大気(屋外)暴露試験/促進耐候性試験/耐候性試験実施上の留意点/耐候性試験の関連規格 第7章 環境試験用語集 付録 材料試験機メーカー、環境試験装置メーカー、試験機関 (日本試験機工業会会員)/JTM (日本試験機工業会)規格一覧/世界の工業規格団体一覧

お詫びと訂正

2024年3月に刊行いたしました『現場で役立つ材料試験 環境試験』につきまして、記述に誤りがありました。
読者の皆様には、大変なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

 

正しい表記は、下記のとおりとなります。
227頁の本文右段下から10行目(図7)より232頁の右段下1行目(図20)まで、本文の図番号がずれています。
正しくは、図7→図8、図8→図9…図20→図21となります。

 

今後は、記述内容の確認をより一層徹底し、再発の防止に努めてまいります。

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