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アイデア No.370 2015年7月号 [付録付き]

編集: アイデア編集部

定価(税込)3,111円

発売日2015年06月10日

内容

特集:思想とデザイン

思想を人に伝えるためには,なんらかの素材や形に定着させなければならない。したがって思想は無形のものとしては存在しえず,インターフェイスとしての書物とそのデザインに大きく規定されてきた。またメディアの広がりとともに,思想は活字ではなく音や図像も含めた空間のなかに展開されるようになってきた。時代と共に移り変わってきた思想とデザインの関係に,気鋭の若手研究者,評論家とともに切り込む特集。
企画とアートディレクションは,現在,美術・建築・人文系をはじめとする幅広い領域で活躍するデザイナー・加藤賢策(ラボラトリーズ)が担当。

マクルーハンのメディアデザイン  
文|門林岳史

1960-|拡張するメディアと思想 
視覚的ペーパーバックの実験|ポケットの中のカウンターカルチャー|絵詞エディトリアル─横尾・粟津の本|杉浦康平の文体─,杉浦康平の文体─

実験的ペーパーバックを再解釈する
─インヴェントリー・ブックスの挑戦 
インタビュー|アダム・マイケル(project projects)

1980-|横断と解体 
GS/たのしい知識|ニューアカデミズム|NYの『GS』としての『ZONE』|ポストモダンとテキスト実験

思想するデザイナー  
インタビュー|戸田ツトム

1990-2000年代における批評/建築/情報技術のトライアングル  
文|南後由和

『GS』漂流─1982-1988 
インタビュー|荻原富雄

2000-|ネットワークの彼岸 
ゼロ年代批評同人誌マトリクス(文|入江哲朗+峰尾俊彦)|インターネット以降のリアリティと新しい書き手|ゴシック体の風景

ゼロ年代の思想とデザイン 
文|入江哲朗

批評空間のデザインと実践  
インタビュー|東浩紀

寄稿 
紙と思想の接触面─日本思想誌クロニクル 文|山本貴光
批評/メディア/マテリアル試論 193510 文|大澤聡

*

『Atlas of the Functional City』をめぐって─地図の現代的な役割とは? 
座談会 蓑原敬×中島直人×藤村龍至×刈谷悠三

《連載1》インフォグラフィックスの潮流 第5回 

《連載2》イエローページ 第5回 

《連載3》ばるぼら×野中モモ
日本のZINEについて知ってることすべて 第3回 

エルメスの’発想の実験室’
「p etit h」における服部一成の空間デザイン
インタビュー|服部一成

別冊付録 『球体』6号

雑誌紹介

1953年の創刊以来、グラフィックデザイン、タイポグラフィを主軸に、古今東西のデザインの状況を世界にむけて伝え続けるデザイン誌。毎号異なる仕様とハイクオリティの印刷により最先端のヴィジュアルカルチャーを紹介しています。専門性・資料性の高いコンテンツに加え、マンガ・アニメ,ゲームといったサブカルチャーにデザイン的な視点から迫る企画など、間口の広さも魅力です。

商品名アイデア No.370 2015年7月号 [付録付き]

商品名(カナ)アイデア ナンバー370 2015ネン7ガツゴウ フロクツキ

編集者名アイデア編集部

判型A4変(縦297mm×横225mm)

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