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農耕と園芸 2022年夏号

編集: 農耕と園芸編集部

定価(税込)1,650円

発売日2022年05月23日

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内容

特集1
病虫害防除のこれから
持続可能な農業を目指すため、病虫害への対策は省・減農薬が求められており、新しい防除法が開発されている。今回は、化学農薬に依存しない振動による防除、新しい農薬『RNA農薬』、有機栽培ワイン用ブドウの防除法、捕虫シートの開発について解説する。

 

特集2
必見! 根菜類の注目技術
食卓に欠かせない根菜類。重量野菜と呼ばれる品目が多いため、生産者にとって省力化が求められる。今回は、ダイコンの省力栽培・収穫、春夏ニンジンの減収回避技術、サツマイモ新品種開発、高品質のショウガ生産について紹介する。

 

連載
生産現場へGO!
新品種、周年栽培、和スイーツ
すべてを手がける「いちご屋」登場!
宮城県山元町 株式会社燦燦園 深沼陽一さん

 

新・季の花をたずねて
綾園芸 草野修一さん 

 

◆東京電機大学でスマート農業シンポジウム開催!!
◇第37回 花卉懇談会フォーラム「ウィズコロナの花卉産業Ⅱ」~生活様式の変化に対応した新たな取り組み~
◆電波の力で花や野菜の劣化を防ぐ! 鮮度維持装置「WAVEMAGIC」
◇鉢物トピックス 神奈川県川崎市 秋山フラワー 秋山智男さん
◆新品種紹介 ときわ交配 キュウリ 秋華 
◇ クローズアップ! 農業最新技術
画像認識技術を駆使して自ら走行ルートを判断し、移動しながら除草を行う画像認識型自動除草ロボットを開発
◆ 花き研究の最前線 環境制御・省エネ技術② ?炭酸ガス施用?
◇集中連載 社会実装が見えてきた! 「房どり」に着目したミニトマトの未来型生産体系! 品種、栽培技術、ロボット、流通の有機的なコラボレーション-前編-
◆栄養素の新常識 -最終回- 迅速養分テストは画期的な優れた技術
◇改訂版 ワンポイント花き育種学講座 第2回 倍数体を作る・組織培養植物を倍数体作出に利用 
◆寺本卓也の農てんき ~線状降水帯~

ここだけの話

『世界らん展2022』に行ってきました!!   洋ラントピックス番外編~次世代のラン好きの開拓法~

2022年3月24日から30日まで、東京都文京区にある東京ドームシティプリズムホールで開催された『世界らん展2022~花と緑の祭典~』に、小学校4年生の次男と2人で観賞しに行きました。

 

20世紀最大の発見といわれるパフィオペディラムハンギアナムの展示があったり、テーブルマウンテンに輝く赤い宝石-ディサの展示にウットリ。日本大賞は、カランセ ユタカ(エビネ)‘新緑の瞬間’。

 

おお、なんてフレッシュな花色なんでしょう。

 

らん展のHPでもご覧になってみて下さい(https://www.event-td.com/orchid/#homeContest)。

ちなみに、「うちの次男大賞」はこちら。

 

相良健太さんのシンビジウム Devon Wine Million Vailでした。

「花が沢山咲いていて立派だから」だそうです。

 

出品された育成家のセンスが感じられる仕立て、花色です。

ランを育てている友人に聞いたところ「ランの趣味家の高齢化が激しく、若い世代がなかなか入ってこない」と言っていました。

 

じつは、次男を連れて行ったのは、ランに興味を持ってもらえるかなと思ったからです。

 

観賞後に「ランを育ててみたい?」とたずねたところ、「ホウセンカの方がいい」とのことでした。理由は、「学校の授業で育てたから」だそうです。

私の住んでいる地域の小学校では、キクのあつものを栽培して神社に奉納するといった課外活動が行われています。

 

また、さいたま市大宮盆栽美術館では、小学生向きの盆栽のワークショップが開かれており、盆栽に触れる機会を設けています。

 

 

もし、学校の授業でランを育てる体験があれば、大人になってからランの趣味人となってくれる可能性はあると感じました。

 

 

 

文・写真/御園英伸

雑誌紹介

野菜・花・果樹生産の技術情報を中心として、新品種や資機材、また、その生産物の流通・マーケティングなどの最新情報を紹介。

商品名農耕と園芸 2022年夏号

商品名(カナ)ノウコウトエンゲイ 2022ネンナツゴウ

編集者名農耕と園芸編集部

判型B5

【連載】新品種紹介 ときわ交配 キュウリ 秋華 解説/株式会社ときわ研究場
特集1 病虫害防除のこれから
【特集1】害虫防除と受粉促進のダブル効果! トマトの新たな振動技術/国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所 東北支所 チーム長 高梨琢磨
宮城県農業・園芸総合研究所 園芸環境部 上席主任研究員 関根崇行
【特集1】RNA農薬~RNAを用いた害虫防除の新たな試み/基礎生物学研究所・進化発生研究部門 総合研究大学院大学・生命科学研究科 千頭康彦 新美輝幸
【特集1】有機栽培醸造用ブドウで見かける病害虫と防除の改善策/北海道立総合研究機構 中央農業試験場病虫部病害虫グループ 研究主幹 西脇由恵
【特集1】エッジ効果を利用した新型捕虫シートの開発/兵庫県立農林水産技術総合センター 農業技術センター 病害虫部 八瀬順也
【連載】クローズアップ! 農業最新技術 画像認識型自動除草ロボットを開発/東京電機大学未来科学部 釜道紀浩教授 
取材・文/斉藤勝司
【連載】生産現場へGO! 宮城県山元町 株式会社燦燦園 深沼陽一さん 取材・文/三好かやの 撮影/杉村秀樹
【連載】花き研究の最前線 環境制御・省エネ技術② ~炭酸ガス施用~/東京都農林総合研究センター主任研究員 岡澤立夫
【連載】新・季の花をたずねて 綾園芸 草野修一さん 文・写真/佐々木久満(メゾン・フルーリ)
【連載】CATCH UP 集中連載 「房どり」に着目したミニトマトの未来型生産体系!-前編-/千葉大学 学術研究イノベーション推進機構
特任教授 中野明正
特集2 必見! 根菜類の注目技術
【特集2】春夏ニンジン栽培のトンネル換気支援技術/徳島県立農林水産総合技術支援センター 農産園芸研究課 原田陽子
【特集2】春夏どりニンジンを省力・低コストに作れる べたがけ栽培/千葉県農林総合研究センター 水稲・畑地園芸研究所畑地利用研究室 研究員 山下雅大
【特集2】ダイコン引抜機による収穫省力化と孔あきPOによる省力トンネル栽培/千葉県農林総合研究センター 水稲・畑地園芸研究所 東総野菜研究室 千吉良敦史
【特集2】 冷涼な地域でも収量がとれるサツマイモ「ゆきこまち」/農研機構 中日本農業研究センター 温暖地野菜研究領域 田口和憲
【特集2】砂地圃場における高品質ショウガ生産技術/和歌山県農業試験場 主査研究員 橋本真穂
【連載】栄養素の新常識  -最終回- 迅速養分テストは画期的な優れた技術/ 渡辺和彦
【取材】東京電機大学でスマート農業シンポジウム開催!!
【取材】第37回 花卉懇談会フォーラム「ウィズコロナの花卉産業Ⅱ」
【取材】電波の力で花や野菜の劣化を防ぐ! 鮮度維持装置「WAVEMAGIC」
【連載】新花き探索 メリアニア・マクシマ/月江成人
【連載】花き育種学講座 第2回 倍数体を作る・組織培養植物を倍数体作出に利用/三位正洋
【連載】寺本卓也の農てんき-線状降水帯-
【連載】鉢物トピックス 神奈川県川崎市 秋山フラワー 秋山智男さん 文・写真/御園英伸

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