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漆塗りの技法書

漆の特徴、基礎知識から各種技法までをわかりやすく解説

著者: 十時 啓悦 / 著者: 工藤 茂喜 / 著者: 西川 栄明

定価(税込)3,080円

発売日2015年08月04日

ISBN978-4-416-71535-2

内容

漆芸の基本となる技法を、わかりやすく丁寧に解説した本。

 

・初心者でも、この本を見ながら、実際に様々な漆の塗り方をマスターできる。基礎から応用編まで学べる内容で、熟練者にも大いに参考にしてもらえる。

 

・数百枚に及ぶ工程説明や道具などの写真を掲載。ビジュアル面を重視しながら、丁寧な解説を展開。

 

・塗りの工程紹介だけではなく、漆の特性や歴史、下地や塗りの種類と違い、修理方法、漆用語の解説、漆かぶれの予防法に至るまで紹介。

 

・講師役は木漆工芸家として活躍されている、十時啓悦さんと工藤茂喜さん。長年の経験を生かして漆芸の本質を押さえながら、初心者でも取りつきやすい方法なども指導。

 

・紹介した主な技法:拭き漆(摺り漆)、木地呂塗り、本堅地黒塗り、本堅地朱塗り、本堅地朱溜塗り、目はじき塗り、蒔地黒塗り、根来塗、変わり塗り(錆塗り、布目塗り、石目塗り、マーベリング)、加飾(箔絵、卵殻、螺鈿、簡単な平蒔絵、簡単な蒟醬)、脱活乾漆、金継ぎ、安価で入手しやすい素材を使って木地づくりから漆仕上げ(津軽塗技法を用いた折敷、呂色仕上げした小箱)など

 

・漆器の修理も紹介:割れた漆器、拭き漆がはげてきた椀、縁が欠けてきた盆

著者紹介

十時 啓悦(トトキ アキヨシ)

1950年生まれ。木漆工芸家、武蔵野美術大学工芸工業学科(クラフトデザインコース)主任教授、日本文化財漆協会常任理事。東京芸術大学大学院漆芸専攻修了。大学で学生の指導を行いながら、各地で個展やグループ展を開催。共著に『木工-樹をデザインする』(武蔵野美術大学出版局)など。

工藤 茂喜(クドウ シゲキ)

1958年生まれ。木漆工芸家。東京芸術大学大学院漆芸専攻修了。86年より、京都・西本願寺などの寺院を中心とした建築漆工の仕事に携わる。98年より作家としての活動を始める。現在、主にヒノキと漆を素材にした「へぎ」の器、箱などを製作。日本橋高島屋などで個展開催。

西川 栄明(ニシカワ タカアキ)

1955年生まれ。森林や木材から木工芸に至るまで、木に関することを主なテーマにして、編集や執筆活動を行っている。著書に『一生ものの木の家具と器』『手づくりする木の器』『木の匠たち』『日本の森と木の職人』『増補改訂 名作椅子の由来図典』など。共著に『原色 木材加工面がわかる樹種事典』『ウィンザーチェア大全』など。

商品名 漆塗りの技法書

商品名(カナ) ウルシヌリノギホウショ

著者名 十時 啓悦

著者名 工藤 茂喜

著者名 西川 栄明

判型 B5

ページ数 208

お詫びと訂正

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