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毛糸の刺繍

手編み糸で愉しむ 動物と植物の図案と布小物

著者: FABBRICA

定価(税込)1,760円

発売日2023年11月08日

ISBN978-4-416-62356-5

残糸でもOK!手編みの毛糸で愉しむ、手ざわりが楽しいフワフワの刺繍。

内容

編み糸で刺繍をする“毛糸の刺繍“の図案と作品集。
手袋や靴下を編む細めの手編み糸で、リネンやコットンの布、毛糸の編み地などに
ワンポイントや模様の図案を刺して楽しみます。
モチーフはアルパカ、ねこ、ライオン、鳥などの動物と、花や草木などの植物。
基本的なステッチを中心に使い、初めてでも挑戦しやすい図案を集めました。
数字や文字も少し入っています。

 

毛糸を使うため全体的にボリュームが出て、ワンポイントでも存在感のある仕上がりに。
ふわふわもこもこの手ざわりも楽しく、やわらかい印象の作品が多いのも特徴です。
少ない針数でも面が埋まるので、比較的短い時間で完成するのもうれしい。
ポーチやバッグにして持ち歩いたり、ピンクッションやクッションなどのインテリアに仕立てれば部屋の中でも楽しめます。
慣れてきたら、手持ちの残糸を使うなど、自分好みのアレンジで楽しんでみてください。

著者紹介

FABBRICA(ファブリカ)

FABBRICA(mayumi oshida):刺繍作家。文化服装学院アパレルデザイン科卒業。アパレルメーカーで婦人服企画デザイナーとして勤務後、コレクションブランドのアシスタントデザイナーを経て現在は手刺繍の布小物のデザイン製作を行う。
「minneハンドメイド大賞2017」篠原ともえ賞受賞、minne×コクヨ「貼るってたのしい」コンテスト、minne賞受賞。共著『子供服のワンポイント刺繍』(エクスナレッジ)、作家として参加書籍に『植物刺繍図鑑』(河出書房新社)など。

ここだけの話

著者&スタッフ、皆の力を合わせた口絵撮影

2023年8月上旬。この日、『毛糸の刺繡』口絵ページ撮影のため、都内のスタジオにスタッフが集まりました。

 

メンバーは著者のFABBRICAさん(@fabbrica_yaji47)、編集者の中田早苗さん、カメラマンの福井裕子さん(@yyukofukuiii)、デザイナーの橘川幹子さん(@kitsumoco)。何度もお仕事をご一緒している、とてもとても信頼できる方々です(今回もありがとうございました)。

FABBRICAさんの作品に会える喜び、そしてスタッフの皆さんに会える楽しみを胸に、現場へ向かいました。

 

スタジオの場所は神楽坂。こぢんまりとした小さなスペースです。道路に面した大きな窓からは自然光が入り、温かくやわらかい空気が室内を満たしていました。

いや、温かいというのはちょっと違いました。8月の外は炎天下。エアコンでスタジオ内の温度をどうにか下げ、気分転換にアイスコーヒーをがぶ飲みしながらの作業でしたが、スタッフの熱量と作品が放つやさしい雰囲気が合わさることで空間の雰囲気がなんとなく心地良くなり、壁から外の暑さは感じるけどどうにかぎりぎり大丈夫…という室内で撮影が行われていました。

構図や背景を決め、一緒に置く小物などのバランスなどを見て前後や対面ページの作品やスタイリングを検討してようやくシャッターが押されます。途中、

 

「もう少し右に寄せますか?」

「作品の配置を変えましょうか」

「ここ、少し空いているので何か足しませんか」

「色合いが似ているので、他の物を持ってきてはどうでしょうか」

 

というようなやり取りも飛び交います。

 

もちろん、撮影日までにある程度の構図を決めて撮影に臨むのですが、実際に現場でスタイリングをしてみると、スタジオの雰囲気や光の様子、小物類との相性などにより、想定していたビジュアルとなんか違うなあ、ということが出てくることもしばしば。

 

その場合は、それぞれのスタッフが自分の役割の立場から意見を言い、現場ですり合わせをしてどこをどのように変更するか検討する、という作業が発生します。

 

細かな修正を積み重ねていく作業は手間と時間がかかり面倒で大変ですが、それによって思いもよらない素敵な写真が取れたり、作品の見え方がさらに良くなったり、いい方向に進むのも事実。

 

面倒がって楽でそこそこの近道を進む選択肢もあるけれど、少し遠回りをして大変な作業を経験した先で得られる新たな出会いと喜びは何ものにも代え難いものなんだよなあと、現場に入るたびに考えさせられ初心にかえるのでした。

 

 

…そんなような考えを巡らせているうちに無事に撮影は終了

 

 

そこから約2ヵ月半が過ぎた10月下旬、無事に校了を迎えることができました。FABBRICAさん、スタッフの皆さま、長らくの作業、本当に大変お疲れさまでした。

 

11月には、枚方T-SITEshugei lab.」(@shugeilab_ht)にて、20242月には広島 T-SITE@hiroshima_tsite.)にて新刊出版記念の作品展示を行います。

 

詳細はそれぞれのHPやSNSなどでお知らせ予定です。

ぜひお運びいただけると嬉しいです。

 

 

© FABBRICA

商品名 毛糸の刺繍

商品名(カナ) ケイトノシシュウ

著者名 FABBRICA

判型 B5変(縦247mm×横188mm)

ページ数 80

お詫びと訂正

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