Facebookでシェア xでシェア Lineに送る メールで送る

プラスアクション! 劇的フラワーデザイン

時短・花材選択・高見せテクニック

著者: 後藤 清也

定価(税込)2,420円

発売日2020年04月08日

ISBN978-4-416-52013-0

フラワーアレンジメントのバリエーションを劇的に増やす“時短”“花材選択”“高見せ”のテクニックを解説

内容

料理でいうところの“時短”、ファッションならば“着回しコーディネート”や“高見せ”。
こうしたテクニックは、限られたコストと時間でバリエーションのあるフラワーアレンジメントを作らなければならないフローリストにも役立つのでは?
そんな発想から、本書では、劇的にフラワーアレンジメントのバリエーションが増やせるテクニックとして“時短”“花材選択”“高見せ”のセオリーを解説します。

 

第1章「時短 ~一手間で見た目を素早く変えるテクニック~」では、花の向き、グルーピング、ステムの長さ、植生などに着眼した一手間でフラワーデザインを素早く“時短”でトランスフォームさせるテクニックをはじめ、花器デコレーション、手作りオブジェによる変化のバリエーションなど、25パターンのフラワーアレンジメントを紹介。

 

第2章「花材選択 ~限られた花材で多様にアレンジするテクニック~」では、花材を花15種枝葉12種に限定し、それらを“適切に選択”してデザインした38パターンのフラワーアレンジメントを紹介。
キーパーにある限られた花材で日々さまざまな要望に応えなくてはならないフローリストにとっては、今すぐ実践したくなるデザインが目白押しです。

 

第3章「高見せ ~身近な素材でコスパ良くクオリティを上げるテクニック~」では、普段の生活で見落としがちな道端の草、枯木、石などにフィーチャーし、それらも立派な花材になり得ることを21パターンのフラワーアレンジメントで紹介。
限られたコストで“高見せ”が必要な時に有用なテクニックとなっています。

 

著者は、モデル、役者、グラフィックデザイン、フォトグラファーと、フローリストの枠を超えて活躍している後藤清也氏。
紹介しているフラワーアレンジメントはもちろん、写真やイラストも後藤氏が手がけています。

著者紹介

後藤 清也(ゴトウ セイヤ)

1989年生まれ。静岡県伊豆河津町出身。
JFTD学園フラワーカレッジ卒業後、サンジョルディ・フラワーズ・ザ・デコレーターに入社。
退社後、芸能活動を経て、2012年にSEIYA Design設立。
フラワーデザイン、ガーデンデザイン、国内外でのデモンストレーションをはじめ、フォトグラファー、ロゴデザインなど、フローリストの枠を超えて活躍している。
2013年、第15回国際バラとガーデニングショー フロントガーデン部門 準優秀賞。
2015年、個展「KIZASHI」開催、第3回下岡蓮杖写真コンテスト 写真風景部門 優秀賞、『月刊フローリスト』(誠文堂新光社)主催「フローリスト・レビュー2015」優勝。

ここだけの話

アレンジの修整力、すべては大自然から学んだ。 

ちょっとした花の動きを変えるだけで、全体の印象が変わる。

とっさの状況でデザインを変更を迫られた時に、限られた花材でどう対応すれば良いか。

ボリュームアップするけれど、コストを抑えて高見せアレンジを作りたい。

そんなときに活きるテクニックを紹介した1冊です。

 

 

著者の後藤さんが、これらのシチュエーションで基本的なデザインから修整を加えるという作業を繰り返してきて、たどり着いた考え方。

それは「フラワーアレンジメントの修整力の元となる原理は、すべて自然にある」ということでした。

 

大自然の中で、強い雨風に打ち勝ち、踏まれても立ち上がる自然の姿や造形は、それ自体に何らかの「強くなる」要素が隠れているからです。

 

後藤さんが生まれ育ち、現在も活動している場所は、静岡県伊豆河津町。
フローリストとしての作家活動は山や海に囲まれた土地で、いつも豊かなインスピレーションを得られる環境です。

著者が毎日のように自然に入り、自然から学ぶその姿は、上の動画からご覧ください。

商品名 プラスアクション! 劇的フラワーデザイン

商品名(カナ) プラスアクション ゲキテキフラワーデザイン

著者名 後藤 清也

判型 B5

ページ数 128

◇Chapter1 時短  ~ 一手間で見た目を素早く変えるテクニック ~
・“向き”で見た目を時短チェンジ
・“グルーピング”で見た目を時短チェンジ
・“ステムの長さ”で見た目を時短チェンジ
・“植生の強調”で見た目を時短チェンジ
・“ベースデコレーション”で見た目を時短チェンジ
・“ハンドメイドオブジェ”で見た目を時短チェンジ

 

コラム[1] 写真で残す

 

◇Chapter2 花材選択  ~ 限られた花材で多様にアレンジするテクニック ~
・私のフラワーキーパーにある花材
・花/バラ(スタンダード)/バラ(スプレー)/カーネーション(スタンダード/スプレー)/ガーベラ/ダリア/ヒマワリ/アジサイ/トルコキキョウ/アルストロメリア/キク(スプレー)/アスター/シンビジウム/ユリ/アマランサス
・枝もの/スモークツリー/ユーカリ/バラの実/ハスの実/キイチゴ/トクサ
・葉もの/リキュウソウ/ドラセナ/レザーファン/チランジア/ミスカンサス/アスパラガス
・花材27種で魅せる38デザイン
・道具/メモ帳&ペン/鉄線/麻ひも/はさみ
・表現テーマ キュート
・表現テーマ ナチュラル
・表現テーマ モダン
・表現テーマ ハッピー
・表現テーマ クール
・表現テーマ ロマンティック
・表現テーマ スタイリッシュ
・表現テーマ オリエンタル
・表現テーマ フォーマル
・表現テーマ ミステリアス

 

コラム[2] 花束を結ぶ

 

◇Chapter3 高見せ  ~ 身近な素材でコスパ良くクオリティを上げるテクニック ~
・“イネ科の草”で高見せ 
・“枯木”で高見せ
・“ツル”で高見せ
・“落ち葉”で高見せ
・“野草”で高見せ
・“コケ”で高見せ
・“石”で高見せ
・“木の実”で高見せ

 

コラム[3] 自然素材の採取で気をつけたいこと

お詫びと訂正

Facebookでシェア xでシェア Lineに送る メールで送る

関連情報