大坊珈琲店

著者: 大坊勝次

定価(税込)3,300円

発売日2014年07月18日

ISBN978-4-416-71434-8

内容

表参道の交差点にほど近く、38年間変わらぬスタイルで営業を続けた喫茶店「大坊珈琲店」は2013年12月に惜しまれつつ閉店した。

店主の大坊勝次が豆選びから焙煎、ブレンドをも自ら行い、ネルドリップで作るコーヒーは、濃いめながら酸味と甘味が溶け合い、苦味がまろやかに包み込まれている、すっきりとした味わい。
その一杯を求めて、文化人を含む多くの人たちが通っていた。
店内で焙煎から行われており、コーヒーを淹れるまでの無駄のない一連の動きを楽しむ人も。
むく材のカウンターも椅子も壁も焙煎の煙で燻され、過ぎた年月により落ち着きを増していた。
BGMは音量がほどよく絞られたジャズ。
器、本、絵画、花など、店内にある細部にいたるまで店主のこだわりが感じられ、コーヒーを味わうための最適な空間が整えられていた。

本書はそれらのこだわりが綴られたエッセイ「大坊珈琲店のマニュアル」をはじめ、写真家・関戸勇による店内外の写真、縁のある35人による寄稿文で構成。
大坊珈琲店を愛する人には懐かしく、コーヒーや喫茶店が好きな人も追体験することで、コーヒーの味わいと空間に浸れる内容となっている。

本書はもともと閉店時に1000部限定で制作された私家本を改訂したもの。
デザインは私家本同様、猿山修が手がけ、大坊珈琲店を思わせる静謐な雰囲気が漂う装幀にする。

好きなコーヒーや喫茶店がひとつあるだけで、日常が豊かになることを感じさせる一冊。

著者紹介

大坊 勝次(ダイボウ カツジ)

1949年岩手県盛岡生まれ。南青山にあった珈琲店「大坊珈琲店」店主。
1975年の開店以来、自家焙煎、ネルドリップというスタイルも内装も変えずに営んできたが、2013年12月にビルの取り壊しにより、惜しまれつつ閉店した。
その後も全国各地で手廻し焙煎やネルドリップのレクチャー、出張珈琲店を行っている。

商品名 大坊珈琲店

商品名(カナ) ダイボウコーヒーテン

著者 大坊勝次

判型 [ 縦 : 208mm ] [ 横 : 128mm ]

ページ数 258

お詫びと訂正

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