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近刊

介護の仕事にようこそ あなたの「介護列車」 最適なタイミングは?

著者: 大森 六郎

定価(税込)1,430円

発売日2025年10月31日

ISBN978-4-416-92514-0

超高齢化社会に介護の担い手が増えるように、介護の心構えや課題について解説。

内容

介護の仕事は、日々の暮らしと人生に寄り添う基本的な仕事です。本書は、これから介護の道を志す方、すでに現場で働いている両者に向けて、心構えや実践に役立つ話などをまとめた一冊です。「超高齢化社会」を迎える今日、介護業界の状況や課題に触れながら、ぜひとも皆さんに、今後の介護業界を担う人材としてエントリーいただければという著者の思いが込められています。まずはそのスタートとして介護福祉士を目指すための情報なども掲載されています。

 

高齢化社会の現在、「列車」の車両のごとく連なるように設けられている介護サービス。人によっていつ、どこから乗るのでしょう…。不安や課題の多い今の時代、一人でも多くの人に介護の職に就いていただき、まわりに一人で悩んでいる人がいたら、寄り添って背中を押してあげてほしい、本書はそういった願いを込めて執筆されています。また、あとがきには、著者が介護共助体験の輪の広がりを期待し、「ケアラーパス」と制度についての提案も記載されています。
介護は決して楽な仕事ではありません。しかし、超高齢者社会の現在、みんなで取り組んでいく必要があり、また、ちょっとした縁のつながりが大きなやりがいにもなります。本書が、介護の世界に踏み出す皆さんにとっての道しるべとなることを願ってやみません。

著者紹介

大森 六郎(オオモリ ロクロウ)

慶應義塾大学経済学部卒・法学部卒、北海道教育大学大学院教育学研究科(教育学修士)。北海道大学大学院法学研究科(法学修士)。社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター、認知症ライフパートナー、個人情報保護士などの資格を有し、社会福祉施設相談員、旭川大学女子短期大学部教授などの経歴を持つ。
現在、『(有)花人』代表取締役・相談員として、訪問介護事業所・デイサービス・サ高住・住宅型有料老人ホーム等の事業所運営と現役の相談員を続けながら、介護の「社会化」「ケアラー問題」研究所所長、社会福祉法人理事、日本福祉大学通信教育部社会福祉士指定実習生の受入・指導などを行う。

商品名 介護の仕事にようこそ あなたの「介護列車」 最適なタイミングは?

商品名(カナ) カイゴノシゴトニヨウコソ アナタノカイゴレッシャ サイテキナタイミングハ

著者名 大森 六郎

判型 四六

ページ数 112

はじめに
第1章 思い立ったそのときこそ介護職への適齢期
あなたは、本当に学んだのか
学びの、費用対効果
思い立った瞬間が、「適齢期」
体験を、積み重ねよう
続けるうちに、やりがいが見えてくる
とにかく、やってみよう
業務や役割を、分担することで
ワークシェアリングが、多様な働き方をもたらす
「もっと働きたい」に応える、ワークシェアリング
「共助」を実現する、ワークシェアリング
資格は、向上の原動力
あなたの適性に見合った、資格を
人材不足の、解消には
目前までせまった、難題
男性不況の、処方箋
あなたが、事業所を立ち上げる
デパートのような、施設
在宅サービス、なら…
資格が先か、就職が先か

第2章 終の棲家は……
自己責任では、どうにもならない
晩年に、頼るものは……
なんと日本人の2人に1人が、50歳以上とは!
日々の、生活支援機能
交通事故より多い、家庭内事故
家庭内事故死(65歳以上)の、詳細
人の寿命が、家の耐用年数を追い越す
いつ、「介護列車」に乗るか

第3章 「介護福祉士」からスタート
かつての花形「士業」、の人気低迷
国家資格、とは
民間資格、とは
介護の生命線! 介護福祉士とケアマネ
まずは「介護福祉士」を
介護福祉士国家試験
介護福祉士国家試験の最近の動向
ステップアップ資格! 介護福祉士にプラスアルファ
福祉住環境コーディネーターとは
レクリエーション・インストラクター
調理師
最強の組み合わせ!社会福祉士+精神保健福祉士
大学・学部・学科選びは、慎重に

第4章 合格のための必勝勉強法
「快体験」こそ、繰り返しの源泉
「期限」は、刻んで
手書きと、音読が大事
過去問を、活用
当初の、勉強法
次の、ステップ
ゴールは、決して遠くない
ざっと、全体を眺めてみる
日付を、書き込む
合格体験記を、読もう

第5章 介護ワークをご一緒に
家事への、無理解
介護ワークに、終わりはない
忙しすぎる、介護労働
2つの、夕暮れシンドローム
見当識障害とは
「介護は、お一人様で抱えないで」

あとがきに代えて 「ケアラーパス」の創設

お詫びと訂正

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