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水墨画年賀状 丑を描く

描き順や筆づかいをやさしく解説

編集: 水墨画塾編集部

定価(税込)1,430円

発売日2020年09月08日

ISBN978-4-416-62035-9

2021年は丑年。本書は牛の絵を中心に、年賀状に描くさまざまな作品と描き方を紹介。

内容

2021年は丑年。心のこもった年賀状づくりに最適! 年に一度の大切なご挨拶を、水墨画で描いてみませんか!

 

本書は、おもに年賀状のモチーフになるような、牛に関する水墨画作品を集め掲載し、またそれぞれの描き方をわかりやすく解説しています。
水墨画の世界で活躍する画家を中心に、墨や顔彩を使った作品を手掛ける作家陣により、様々な作風の作品を掲載します。

著者紹介

水墨画塾編集部(スイボクガジュクヘンシュウブ)

金 斗鉉、杉吉 貢、佐藤真理、宮下やすこ、川浦みさき、Kei、林 裕紀子、福岡しの野、ふる川いっこ、総勢9人の作家による執筆。

ここだけの話

作品をしっかり印刷するために…

水墨画や墨彩画の作品を印刷物にする際、いつも「難しいなぁ」と思うことがあります。

本書もそうですが、作品の多くは、濃い部分から淡い部分までの濃淡が非常に微妙で、コントラスト高く製版をしたりすると、ベタっとして作品の味わいがなくなったり、また淡い部分がかすれたり、なくなってしまったりすることがあります。

さりとて、ぎりぎりまで淡い部分をを出そうとすると、淡墨の淡いにじみなどがよく出る反面、こんどは画仙紙などの地色が、ムラやちょっとした汚れのように印刷されてしまうなど、ちょうどよいさじ加減が本当に難しいのです。

 

「紙(画仙紙等)の地色や汚れが出ないようにしっかりと飛ばす」「淡い部分がかすれないように、自然な感じで淡いところまで出す」といった、やや矛盾するような、ぎりぎりのお願いを、いつも印刷所にしています。

 

さて、先生方の作品を本に載せるときには、濃墨から淡墨、様々な色などを再現性には十分に注意しますが、読者の皆様には、「同じように描かなければならない」という気持ちを捨てて、ぜひ自由な発想で本書を活用いただければ、と思います。

 

水墨・墨彩画の作例としてお使いいただくことはもちろんですが、筆ペンで手軽に描いてみる、絵具色鉛筆を使ってみる、牛の大きさや表情を変えてみるなど、きっと新たな発見やおもしろさも感じると思います。ぜひとも挑戦してみてください。

書名 水墨画年賀状 丑を描く

書名(カナ) スイボクガネンガジョウ ウシヲエガク

編集者名 水墨画塾編集部

判型 B5

ページ数 80

【杉吉 貢】
松と牛/梅見る牛/日の出/駆ける子牛/寝正月/おかあさん/突進/勇姿/長い睫毛/参考作品

【金 斗鉉】
正面の牛/子牛の顔/親子/逞しい牛/乳牛/赤べこ/角の長い牛/黒い牛/にんまり牛/参考作品

【佐藤真理】
折り紙 丑/天神さまと牛/ちりめん丑/べこの羽子板/友と/昔遊び/黒と白/凧(牛鬼)/丑と菊/参考作品

【川浦みさき】
青磁の牛/金の鈴/張子の牛/俵牛/赤べこ/春の水/凧上げ/聖牛/親子/参考作品

【林 裕紀子】
牧場の朝/子牛のお昼寝/つるし飾り/ウシシマイ/バッファロー/闘牛/水牛/参考作品

【Kei】
花の香り/蔓草/日の出/翔ける/足跡/贈り物/花咲く/参考作品

【福岡しの野】
賀正丑/牛赤富士/ミルクベビー/益荒牛/ねまり牛/見返り美牛

【ふる川いっこ】
草原でのんびりする牛/開運うし/元気がでる牛/幸せ色のうし/新年の挨拶する牛/参考作品

【宮下やすこ】
赤べこ鏡餅/丑舞い/丑越し日の出/丑の土鈴/いかつい水牛/晴れ着丑/丑寝正月/参考作品

お詫びと訂正

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