ゴッホの椅子

人間国宝・黒田辰秋が愛した椅子。その魅力や歴史、作り方に迫る

著者: 久津輪雅

定価(税込)2,530円

発売日2016年06月02日

ISBN978-4-416-51606-5

内容

絵を見れば「ああ、これね!」と誰もが分かるゴッホの椅子。

画家のフィンセント・ファン・ゴッホが描いた「ゴッホの椅子」と「アルルの寝室」に出てくる椅子に似ていることから、日本で「ゴッホの椅子」と呼ばれるようになった椅子です。

 

この椅子に魅了された木工芸の人間国宝・黒田辰秋とゴッホの椅子の関わり、そしてこの椅子の魅力を余すことなく紹介した一冊です。
辰秋の椅子制作の様子、さまざまな椅子のスケッチ、辰秋自身が記録したスペインの映像など、この本で初めて公開される貴重な写真や資料が多数。

 

日本にこの椅子を初めて紹介した濱田庄司をはじめ、民藝運動のリーダーたちもこの椅子のファンでした。
黒田辰秋の孫・悟一さん、松本民芸家具創業者・池田三四郎の孫・素民さん、今もゴッホの椅子に魅せられている建築家の中村好文さんなどにもインタビュー。

 

また、1960年代に辰秋が訪れたゴッホの椅子の町、スペイン・グアディスへ約50年の時を経て著者が訪れたルポも掲載。
さまざまな角度からゴッホの椅子の魅力に迫りました。

 

後半では、生の木でゴッホの椅子を実際に作る工程を紹介します。
ゴッホの椅子づくりのワークショップも行っている著者と仲間が、生木を割り、削り、組み立てて、座面を編むまでの細かい工程をすべて写真付きで丁寧に解説しています。

 

ゴッホの椅子がほしい、作ってみたいという人は、この本を見ながら作ることが可能です。
民藝や黒田辰秋のファンばかりでなく、椅子や木工の好きな人にもおすすめの1冊です。

 

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制作指導担当
加藤慎輔:大同大学プロダクトデザイン専攻技術員、グリーンウッドワーク研究所
造園業の傍ら名古屋の木工教室に通い、生木を活かした木工の可能性を探る。日本人として初めてグリーンウッドワークの第一人者、マイク・アボット氏に師事。現在はプロダクトデザインの教育現場で働きながら、グリーンウッドワークの道具開発や一般への普及に携わっている。

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著者紹介

久津輪 雅(クツワ マサシ)

岐阜県立森林文化アカデミー准教授林業、森林環境教育、木造建築、木工など、森や木について豊かに学べるユニークな専門学校、森林文化アカデミーに勤務。かつてイギリスで家具職人として働いていた時に身につけた、生の木を人力の道具で割ったり削ったりして木工品を作る「グリーンウッドワーク」を日本で初めて教育に導入。プロ向けや一般向けのグリーンウッドワーク講座を開いたり、誰にでも使いやすい道具を開発したり、海外の木工家たちと交流したりと、幅広い活動を行っている。

商品名 ゴッホの椅子

商品名(カナ) ゴッホノイス

著者 久津輪雅

判型 [ 縦 : 247mm ] [ 横 : 185mm ]

ページ数 160

お詫びと訂正