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流れがわかる! デンマーク家具のデザイン史

なぜ北欧のデンマークから数々の名作が生まれたのか

著者: 多田羅 景太

定価(税込)2,970円

発売日2019年10月03日

ISBN978-4-416-51958-5

デザイナーの宝庫・デンマーク家具のデザイン史の変遷をわかりやすく紹介。

内容

コーア・クリント、ハンス J. ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、フィン・ユール……なぜ、デンマークから数々の名作椅子が生まれたのか。

 

デンマーク家具のデザインについて、前史、クリントが礎を築いた萌芽期(1910~30年代)、黄金期(40~60年代)、衰退期(70~90年代中頃)、再評価期(90年代中頃以降)を経て、現代に至るまでの変遷をわかりやすく紹介した書籍です。
写真、図(デザイナーの相関図など)、年表などを多用し、ビジュアルにも訴えます。

 

特に、デンマークに留学経験のある著者が、現在活躍中のデンマークのデザイナーへのインタビューを踏まえて、デンマーク家具デザインの最新情報を紹介しているのも本書の特徴の一つです。

 

[各章(CHAPTER)のポイント]
CHAPTER 1
家具デザインの歴史を理解する上で、押えておきたいデンマークの基礎知識や、デザインがデンマークに広く定着した背景などについて。

 

CHAPTER 2
ヴァイキングが活動していた頃から現代に至るまで、デンマーク家具がどのような変遷をたどってきたかの概略。

 

CHAPTER 3
コーア・クリントをはじめ、ハンス J. ウェグナー、フィン・ユール、ポール・ケアホルムなど、黄金期において特に活躍したデザイナーたちの生い立ちや実績について。

 

CHAPTER 4
家具デザイナーや建築家の活動を支えた、主な家具職人やメーカーについて。

 

CHAPTER 5
どのような流れで衰退期から再評価期へ向かっていったかの解説と、キャスパー・サルトやセシリエ・マンツなど現在活躍中のデザイナーたちの活動や考え方の紹介。

著者紹介

多田羅 景太(タタラ ケイタ)

京都工芸繊維大学デザイン・建築学系助教。
京都工芸繊維大学卒業後、デンマーク政府奨学金留学生としてデンマークデザインスクールに留学。同校では、ポール・ケアホルム氏に師事したロアルド・スティーン・ハンセン氏の下で家具デザインを学ぶ。デンマーク滞在中、スカンジナビアンファニチャーフェア(コペンハーゲン)等の展覧会に出展。03年、同校卒業後に帰国。08年までデザイン事務所にて、家具を中心としたインテリアプロダクトをデザイン。
現在は、京都工芸繊維大学助教のほか、京都精華大学、福井工業大学においても非常勤講師を務める。
ドキュメンタリー映画「ボーエ・モーエンセン、デザイン・フォー・ライフ」の日本語訳を担当。

商品名 流れがわかる! デンマーク家具のデザイン史

商品名(カナ) ナガレガワカル デンマークカグノデザインシ

著者名 多田羅 景太

判型 A5

ページ数 272

◇CHAPTER 1 デザインの国デンマーク?
「協働の意識」を持ちながら、国民が暮らしやすい社会をデザインしてきた

◇CHAPTER 2 デンマークモダン家具デザインの流れ
ヴァイキングの時代から、萌芽期、黄金期、衰退期を経て、1990年代中頃から再評価期へ

1)デンマーク家具デザインの原点から萌芽期へ
2)黄金期の礎を築いたコーア・クリント
3)黄金期を生み出した要因の一つ、キャビネットメーカーズギルドによる展覧会
4)黄金期に、一般市民に良質な家具を普及させたFDBモブラー
5)黄金期に、販売面で貢献したデンパルマネンテ
6)黄金期の終焉から衰退期へ
7)1990年代中頃から再評価期へ

◇CHAPTER 3 黄金期を彩ったデザイナーと建築家
クリントをはじめ、モーエンセン、ウェグナー、ヤコブセン、フィン・ユールなどにより、名品の数々が誕生

●デンマークモダン家具デザインの父
コーア・クリント

●学者肌のデザイナー
オーレ・ヴァンシャー

●庶民の暮らしの理想主義者
ボーエ・モーエンセン

●クラフトマンシップの極み
ハンス J. ウェグナー 

●多才な完璧主義者
アルネ・ヤコブセン

●独自の審美眼
フィン・ユール

●究極のセンシティヴィティ
ポール・ケアホルム

●デンマークモダン家具デザインの異端児
ヴェルナー・パントン

●デンマーク家具デザイン界のファーストレディー
ナンナ・ディッツェル

[黄金期に活躍したその他のデザイナー]
●画期的なウォールユニット「ロイヤルシステム」
ポール・カドヴィアス

●隠れた名作「AXチェア」
ピーター・ヴィット & オルラ・モルゴー・ニールセン

●J. L. モラーの創設者
ニールス・オット・モラー

●雑誌『mobilia』を編集した女性デザイナー
グレーテ・ヤルク

●女王エリザベス2世も椅子を購入
イプ・コフォード・ラーセン

●フィン・ユールに師事
アルネ・ヴォッダー

●クリントの教えを実践
カイ・クリスチャンセン

◇CHAPTER 4 デザイナーを支えた家具メーカーと職人たち
名工や技術力の高いメーカーの存在があったからこそ、デンマークの名作家具が生まれた

1)キャビネットメーカーによる家具工房
A. J. イヴァーセン工房
ヨハネス・ハンセン工房
ニールス・ヴォッダー工房
ヤコブ・ケア工房
ルッド・ラスムッセン工房
PPモブラー

2)ファニチャーファクトリーによる家具生産
・フリッツ・ハンセン
・フレデリシア ファニチャー
・カール・ハンセン&サン
・ゲタマ
・フランス&サン
・ワンコレクション

◇CHAPTER 5 現在のデンマーク家具デザイン
若手デザイナーの活躍と新しいブランドの登場

1)衰退期の低迷からの脱却
2)1990年代以降、デンマーク家具が復活へ
3)模倣品ビジネスの出現と対策
4)現在活躍中のデザイナーたち

・キャスパー・サルト & トマス・シグスゴー
・セシリエ・マンツ
・トマス・ベンゼン
・ヒー・ウェリング & グドモンド・ルドヴィック

コラム
・国民一人ひとりが、チームデンマークのメンバー
・「キャビネットメーカーズギルド展」出展家具の使用木材
・家具マニア必見のミュージアム
・デンマークの照明器具メーカー

お詫びと訂正

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