友だちってなんだろう?

ひとりになる勇気、人とつながる力

著者: 齋藤 孝

定価(税込)1,430円

発売日2020年08月12日

ISBN978-4-416-52092-5

友だちづきあいに一生困らない! 齋藤孝先生が教える無敵の人間関係術!

内容

一生使える無敵の「人間関係術」を、齋藤孝先生が伝授!

 

本当に人づきあいに自信をつけたいなら、3つの力を身につけよう!

 

1)「気の合う友だちをつくる」力
2)「気の合わない相手ともうまくつきあう」力
3)「ひとりを楽しめる」力

 

だれとでも友だちであろうとしなくていい。
楽しくて、笑顔になれる「気の合う人」とだけ、友だちになればいい。
ただし、「気の合わない人」とも、いがみ合わず、傷つけあわずに共存していけるよう、人づきあいのスキルをみがこう。

 

そして、このふたつの対人関係力だけではダメで、大切なのは、自分の世界をもち、「ひとりを楽しめる」力をもつこと。

 

これからの時代を生きていくうえで重要になるのは「主体性をもつ」ことです。
主体性の根幹にあるのが、「ひとりになる勇気」なのです。
ひとりになることを怖れない心、ひとりを楽しめる心。
それは人とうまくつながるための大切な要素であると同時に、主体的な生き方の軸なのです。
「ひとりを楽しむ力」をもつことで、人に頼りきらない関係を築けるようになるのです。

 

「雑談力」「偏愛マップ」などのコミュニケーション術を提唱してきた齋藤孝先生が、新しい時代の「友だち関係」を提唱。
10代のうちに身につけておきたい「本当の人づきあい」を伝授します。

 

【本書の内容の一部】
・自分の課題、他人の課題を区別する
・「みんな友だち」「みんな仲よく」でなくていい
・友だちの「多さ」は意味がない
・いまがすべてじゃない、友だちとは流動的なもの
・好きなものをあいだに置く「三角形の関係」
・友だちよりも、仲間をつくろうよ 
・学校の外に目を向けてみる
・「能動的ひとりぼっち」状態を手に入れる
・きみは「ひとりになる勇気」がある? 
・「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」
・「友だちだから言うけど」は鋭い刃
・失礼なことを言われたときに、「かわす」技術があるか
・「ノー!」と言わなきゃいけない関係もある
・人をいじめてしまう危険性を、みんな潜在的にもっている
・後悔も、自分の背中を押して次に進むパワーにできる 
・「心の距離」を縮めるための7つの作法 

著者紹介

齋藤 孝(サイトウ タカシ)

1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)などベストセラーも多数。著書発行部数は1000万部を超える。
NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

ここだけの話

古今東西の知恵が詰まった本

齋藤孝先生の本では、有名・無名に関わらず先達たちの逸話が多く登場します。

 

よくそんなに引き出しに入っているものだといつも感心させられますが、今作でも、古今東西、歴史の偉人から漫画の登場人物など、さまざまな人たちの名言やエピソードが語られています。
ちょっと抜き出してみると、

 

*敬称略
アドラー・・・自分の課題、他人の課題を区別しよう
草野球チーム「ギャンブラーズ」・・・深いつきあいでなくても、仲間にはなれる
美輪明宏・・・腹六分目でつきあいなさい
荘子・・・君子の交わりは淡きこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴(あまざけ)の如し
福沢諭吉・・・一旦の偶然に人に遭うて、生涯の親友たる者あるにあらずや
湯神(『湯神くんには友達がいない』)・・・何故なら俺は、友達とかそういうものを必要としない人間だからだ!
スナフキン(『ムーミン』)・・・群れようとしないでひとりでちょっと深いことを考えている
兼好法師・・・ひとり灯のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる
デカルト・・・よい本を読むことは、過去の世紀の一流の人たちと語り合うようなものだ
ココ・シャネル・・・こうして読んだ小説はわたしに人生を教えた
あいみょん・・・ひとりになったら、かえって自由になった
星野源・・・若いころは人間関係を築くのが苦手で、歌も人に聞かせるためのものというよりは、「呪い歌」だった
ブッダ・・・犀(さい)の角のようにただ独り歩め
ゲーテ・・・他人を自分に同調させようなどと望むのは、そもそも馬鹿げた話だよ
ニーチェ・・・君は友にとって、超人を目ざして飛ぶ一本の矢、憧れの熱意であるべきだ
正岡子規・・・きみの手紙は、最近のぼくを楽しませた随一のものだ(夏目漱石への手紙)
ブレイディみかこの息子さん・・・エンパシー(共感)とは、自分で誰かの靴を履いてみること
コペルのお母さん(『漫画 君たちはどう生きるか』)・・・後悔が、今後の自分の背中を何度も押してくれるものになる
ある二人の画家・・・一本の線を見ただけで、「ああ、あいつ、こんなにうまくなったんだなあ。自分もがんばらなくては」

 

こうしていろいろな人の言葉、考えに触れると、「悩んでいるのは自分だけじゃない」と気がつきます。

 

少しだけ心が通じた気がします。

 

みなさんもぜひ本を読んで、齋藤先生のいう、「心の友」「心の師」探してみてください!

 

 

冒頭の写真:扉ページには、ブッダの言葉「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」をモチーフにしたシルエット。本書を通して重要なキーフレーズとなっている。 

書名 友だちってなんだろう?

書名(カナ) トモダチッテナンダロウ

著者 齋藤 孝

判型 B6変(縦175mm×横128mm)

ページ数 224

第1章 「友だち」ってなんだろう?
第2章 気の合う友だちは「好きなもの」つながりでできていく
第3章 「ひとりになる勇気」をもつにはどうすればいい?
第4章 友だちが離れてしまう理由、気づいてる?
第5章 「ノー!」と言わなきゃいけない関係もある
第6章 友だちってやっぱりいいものだ!
付録 「心の距離」を縮めるための7つの作法

お詫びと訂正

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