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新刊

「恥をかくのが怖い」から解放される本

自己肯定感を高めて、自分らしく生きるレッスン

著者: イルセ・サン / 翻訳: 枇谷 玲子

定価(税込)1,760円

発売日2024年04月03日

ISBN978-4-416-52301-8

「恥」を克服して、不安や恐怖から心を解放するための考え方とノウハウが詰まった本。

内容

「イルセ・サンは、真の自己肯定は、自分の恥と向き合い、
あなたを肯定してくれる人に恥を開示することで得られると教えている」
―長沼睦雄(精神科医・十勝むつみのクリニック院長)
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「仕事でミスすると、他の人たちから見下されないかと怖くなる」
「何と言えばよいかわからなくて黙りこんでしまった時、他の人にどう思われるか不安になる」
「手が震えたら、何とかして必死で隠そうとする」
こんな経験はありませんか?

 

元牧師で心理セラピストの著者は、恥を打ち明ける人たちの話を聞き、その痛みや、その孤独の激しさと悲痛さに驚かされてきました。ですが、恥を共有した瞬間、彼らに驚くような変化が起きました。深く呼吸ができるようになり、引きつっていた表情が柔らかくなり、体に入っていた力が抜けたのです。 

 

この本では、「恥」がどのように生まれるのか、「恥」を必要以上に感じてしまう人がいるのはなぜか、自分の問題の背景に「恥」があるのかを知るにはどうしたらよいのか、そして「恥」に働きかけ、より自由な心を手に入れるにはどうすればいいのかを、わかりやすい言葉で説明します。
各章の終わりには、恥について理解を深め、場合によっては、恥から自由になる助けとなるようなエクササイズを提案しています。
さらに巻末には、あなたがどれぐらい恥の感情という重荷を背負っているのか測ることができる自己診断テストが用意されています。
この本が、あなたが恥と向き合い、翼を広げ、花開き、自分らしくいる勇気を得る助けとなるよう願っています。

著者紹介

イルセ・サン(イルセサン)

1962年生まれ。神学を学ぶ。キルケゴールとC.G.ユングについて研究。デンマーク心理セラピスト協会会員。教区牧師、個人開業の心理セラピストとして働く。セミナーや講演も行ってきた。これまで著した8冊の作品は、24カ国語に翻訳された。邦訳に『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』『心がつながるのが怖い 愛と自己防衛』『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』『思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方』『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち』『「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪』(すべてディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

枇谷 玲子(ヒダニ レイコ)

1980年生まれ。大阪外国語大学でデンマーク語を学ぶ。デンマークに留学。主な訳書にイルセ・サンの著作の他に、『北欧式パートナーシップのすすめ 愛すること愛されること』(ビョルク・マテアスダッテル著、原書房)『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』(カーヤ・ノーデンゲン著、誠文堂新光社)『MUNCH』(ステフン・クヴェーネラン作・画、誠文堂新光社)など。

商品名 「恥をかくのが怖い」から解放される本

商品名(カナ) ハジヲカクノガコワイカラカイホウサレルホン

著者名 イルセ・サン

翻訳者名 枇谷 玲子

判型 四六

ページ数 192

第一部
第一章 恥の性質と機能
恥に潜む恐怖
恥は無意識的なもの
恥が生まれやすい状況
周りからどう見られるか
感情
ニーズ
あなたが間違っていると思う願望は?
人生の状況
理想の自分像が崩れる
他人からぞんざいな扱いを受けた時
弱さと依存
間違っていると言い難い感覚
あなたが他の誰かを恥じる時
間違いを目撃したら
恥と罪悪感の違い
恥の反応は一種の警告
恥は社会的感情
〈エクササイズ〉
まとめ 恥の性質と機能

第二章 慢性的な恥は誤解や諍いから生まれる
自己感覚と自己肯定感
本当に見られていると感じること
歪んだ鏡
心に寄り添うミラーリングは心の支えに繋がる
ミラーリングの欠如は、自己サポートの欠如に繋がる
〈エクササイズ〉
まとめ 慢性的な恥は誤解や諍いから生まれる

第三章 恥は「自己感覚の穴」への反応である場合も
無の中に消える恐怖
自己感覚に開いた深刻な穴
確固たる地盤がない
〈エクササイズ〉
まとめ 恥はあなたの自己感覚の穴への反応である場合も

第四章 恥があなたを踏み留まらせる
難しい会話
〈エクササイズ〉
まとめ 恥はあなたを踏み留まらせる

第五章 恥からの自己防衛としての偽りの自分
成功体験は偽りの自分を強くしてくれる
素晴らしい、傷つかない、偽りの自分
愛を求めることを恥じる
偽りの自分は親密さに耐えられない
親密さからの防御としての怒りと嫌悪
お伽の国から出て行け
あなたらしさというホームに帰る
〈エクササイズ〉
まとめ 恥からの防衛手段としての偽りの自分

第二部
メソッド
負の連鎖は断ち切るべき

第六章 あなた自身のことをもっとよく知ろう
フィードバックのもらい方
自分の動画を撮りましょう
あなた自身を内側から体験しよう
あなた自身のさらなる深層に触れてみよう
心理セラピーに通うか、自己啓発の講座を受講する
〈エクササイズ〉
まとめ あなた自身のことをよりよく理解しよう

第七章 恥と向き合おう
恥にまつわるあなたの内なる状況に取り組むことで、自己感覚を強められる
恥は関係性に関わる感情
注意して、思いやりをもって相手の言葉に耳を傾けよう
恐怖に脅かされている時、小さなステップを踏もう
言葉の暴力を受けた後に感じる恥
〈エクササイズ〉
まとめ 恥と向き合おう

第八章 誰と時間を使うか考えよう
あなたが育った家庭
よいロール・モデルを探す
健康的な心の声に注意を傾けよう
〈エクササイズ〉
まとめ どの人と時間を過ごすかよく考えましょう

第九章 あなた自身と友好的に接しましょう
間違っているのはあなたではない
恐怖に屈しない
あなた自身への共感を再発見しよう
あなた自身に愛情に満ちた手紙を書こう
〈エクササイズ〉
まとめ 自分自身と友好的に接しよう

自己診断テスト

お詫びと訂正

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