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カブトガニの謎

2億年前から形を変えず生き続けたわけ

著者: 惣路 紀通

定価(税込)1,650円

発売日2015年07月10日

ISBN978-4-416-11535-0

内容

4億年前から細々と生きてきたカブトガニ。
恐竜は約6500年前に絶滅してしまいましたが、カブトガニは強い生命力で昔の形のまま現在も生息し、シーラカンス同様「生きる化石」と言われています。

 

教科書にも登場する「カブトガニ」ですが、その奇妙な容姿である理由や形が変化しなかった訳、いったいどんな生活をしているのかなど、謎いっぱいの生き物です。
また、青い色をしたカブトガニの血液は、その成分が毒素の検査薬に使われるようになり人間にとって欠かせない生き物にもなってきました。
そんな、カブトガニにまつわるいろいろな謎や不思議を紹介します。

 

日本に生息するカブガニはおよそ4000匹で、年々数が減っている状況です。
カブトガニ繁殖地として昭和初期に天然記念物に指定されている岡山県の笠岡市では、早くからカブトガニの保護に努めてきました。
カブトガニが生息できる環境とは、カブトガニが繁殖できいる美しい海を守っていく活動などを紹介します。

著者紹介

惣路 紀通(ソウジ ノリミチ)

大学研究生時(1980年)、別府湾のカブトガニ生息調査を行い、九州東海岸で初のカブトガニ生息地を発見。1982年笠岡市立カブトガニ保護センターに着任。現在、笠岡市立カブトガニ博物館副館長。主な著書に「生きている化石 カブトガニからのメッセージ」 (文研), カブトガニ (山陽サンブックス)などがある。

商品名 カブトガニの謎

商品名(カナ) カブトガニノナゾ

著者名 惣路 紀通

判型 四六

ページ数 144

お詫びと訂正

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