商品名 コウモリの謎
商品名(カナ) コウモリノナゾ
著者名 大沢 啓子
著者名 大沢 夕志
判型 四六
ページ数 144
内容
なぜ、いつ、どのようにしてコウモリは翼を授かったのか。
翼を持つ数少ない哺乳類の中でも、まるで鳥のように優れた飛翔能力で、自由に大空を飛び回るコウモリ。その進化によって、世界中に広がり、1200種類以上もいる哺乳類として大繁栄に成功しました。その進化は謎が多く、近年のDNAの分析調査では、なんとウマに近い特徴を持つともいわれています。鳥のようでもあり、サルのようでもあり、ウマにも近い……いったいコウモリとは何者なのか、長年にわたって世界中のコウモリを観察してきた著者が、その正体に迫ります。
また、コウモリは最も身近にいる野生哺乳類。家の軒下や近所の公園、学校、神社、電車や高速道路の高架下、少し足を伸ばせば観光洞窟や沖縄などで観察することができます。不思議なコウモリの姿や生活を、あなたの目で調査するポイントも紹介します。
著者紹介
大沢 啓子(オオサワ ケイコ)/大沢 夕志(オオサワ ユウシ)
1988年に南大東島でオオコウモリに出会って以来、その姿を求めて世界を巡っている。お話会や観察会、企画展示など、コウモリの魅力を伝える活動をしている。コウモリの会評議員。主な著書に『身近で観察するコウモリの世界』(誠文堂新光社)、『オオコウモリの飛ぶ島』『二人のロタ島動物記』(山と渓谷社)、『南大東島自然ガイドブック』(ボーダーインク)、『コウモリ観察ブック』(共著、人類文化社)
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