商品名 ストウブでパンを焼く
商品名（カナ） ストウブデパンヲヤク
著者名 池田 愛実
判型 B5変（縦257mm×横188mm）
ページ数 96
ここだけの話
みんな丸いんですけど、大丈夫ですか？
今回紹介するパンは、いわゆる低温熟成のタイプで、水分の多い生地を冷蔵庫で長時間ゆっくりと発酵させるものです。普通に発酵させるものと比べ、粉の甘味が感じられて、なおかつこねる手間もないというのが人気の理由。
水分が多いベタベタの生地は成型が難しいのですが、そこはストウブが型になってくれるので、かわいい丸いパンが簡単に焼けます。
そこで著者の池田愛実さんが言った一言が「みんな丸いんですけど…」。
つまり、料理本は味だけでなく、見た目も楽しめるようにビジュアルに変化をつけるのが本来なのですが、ストウブで焼いたパンは当然全部同じ形。
でも、そこはプロのスタイリストさんとカメラマン。カットしたり、自然にちぎったり、とてもステキな写真に仕上がったので、そこもじっくり見てください。
クープがパッカーンと開いた時は感激でした！
レシピの確認で、実際に自宅で試作した時、フタを開けて、思わず「おお！」と感激しました。私が今までクープの入ったハードパンを何度か焼いてきましたが、本に載っている写真のように開くことはあまりなかったんです。
霧吹きをしてみたり、クープにバターをのせたりあの手この手をしていました。
しかし、さすがのストウブ！
鍋にフタをするだけで蒸気が中で循環し、表面が乾かないので十分な窯伸びができるのです。なかなかうれしいですよ～、これは。
しかも、自分のオーブンのクセさえ意識すれば、いつでも同じコンディションで焼けるので失敗がないのもうれしいところ。ドライフルーツ入りやチーズ入りなどのアレンジも豊富なので、いろいろ作ってみてくださいね。
基本のカンパーニュの動画を特別に公開。生地の状態や発酵の様子、クープの入れ方などがよくわかります。
