色から引く草木染めのレシピ

染色ラボのエンネシュテがつくる色鮮やかな草木染めのレシピを公開。

内容

エンネシュテは、「色とデザインでつなぐ」をコンセプトとした草木染めの染色ラボ。ポップな色から淡い色、アースカラーまでさまざまな色の草木染めの糸を製造販売しています。

この本ではエンネシュテらしいパンチピンク、菫色、オリーブグリーン、錆青磁、ビスクなど127色の草木染めのレシピを紹介。色から引けるので、「この色で染めたい！」という直感で色を選べます。インドアイやベニバナ、シコンなどの染料の歴史や特徴などをまとめたコラムや、困ったときに使えるQ＆Aも掲載。昔からの草木染めと印象の違うカラフルな色使いを楽しんでください。

著者紹介

泉啓介（イズミケイスケ）

1971年栃木県生まれ。信州大学理学部化学科及び、北海道大学大学院地球環境科学研究科卒業。光学系の専門商社、光学検査装置メーカー等での勤務を経て、パートナーの菜穂と草木染めの糸やてまり、ダーニングなどの手仕事用品を販売するENNESTEを設立。自らも草木染めを本格始動する。伝統に支えられた日本の豊かな色表現に、化学や光学の視点を加えて、日々新しい色を生み出し続けている。

書籍情報

商品名色から引く草木染めのレシピ

商品名（カナ）イロカラヒククサキゾメノレシピ

著者名泉啓介

判型 B5

ページ数 240

Part １　暮らしの中で127の色遊び
Prologue
Cloth
Interior Goods、Scarf
Thread
Ribbon
Shirt
草木染めで、暮らしに物語を
Wool
Sweater
Eco Bag
Daily Goods
Wooden Goods
Paper
Natural Material
好きな色は十人十色、それがいい

Part ２　草木染めの基礎
素材　コットン、麻、ウール、シルクの天然素材を染める
染料１　草木染め専用の染料
染料２　身近な植物を使っても
その他の材料　媒染剤・濃染剤・助剤も用意
道具　キッチングッズを利用して
下準備　油分や汚れを落とす
暮らしが変わる！草木染めBefore→After
基本の染め方
何度も染めて色濃く仕上げる
２つの染料を使って染める
２つの染料でまだらに染める
木製の小物を染める
草木染めが終わったら

Part ３　127の色レシピ

Part ４　草木染めを楽しむために知っておきたいこと
染め方の仕組みが違うもの
　インドアイ／ベニバナ／シコン
草木染めの染料はすぐ近くにあります
　サクラの落ち葉／染料ストーリー(1) 採集した植物／染料ストーリー(2) キッチンにある食材
草木染め豆知識
　染液の作り方と染め方の基本
　素材や染液により染まり具合が変わります
　濃染した場合としない場合で染まり具合が変わります
　媒染剤の種類で色が変わります
　２つの媒染剤を使って色味を変えることもできます
豊富な色のバリエーションは草木染めだからこそ
　青／緑／ピンク／紫／黄／茶
　思いがけない色に染まる素材
　都会的な色に染まるログウッド
　草木染めの疑問を解決Q&A
　材料の購入先

草木染めのラボ・エンネシュテより
索引　染料から引く色レシピ

お詫びと訂正