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新刊

スピーカー技術の100年Ⅴ 完結巻 スピーカーシステムにおける音創りの決め手

オーディオの歴史をスピーカーから俯瞰する

著者: 佐伯 多門

定価(税込)5,280円

発売日2026年04月03日

ISBN978-4-416-52572-2

スピーカーの膨大な資料を収録。

内容

スピーカー開発に携わる技術者、自作アマチュアにとってバイブルとなる書籍シリーズが完結しました。

 

ミスターダイヤトーンと呼ばれる佐伯多門氏が長年にわたって収集した、スピーカーに関する内外の膨大な資料を整理した研究成果を書籍化したものです。これまで4冊刊行し、本書が最終冊・完結編となります。
19章のデバイディングネットワークでは、内外スピーカーシステムの回路を詳細に紹介し、また使用する素子についても言及しています。20章のエンクロージャーでは、形状の変遷、板材の素材と加工技術、効果的な補強を追求した測定技術などを紹介しています。21章では、従来ほとんど公開されてこなかった音響測定技術について、その発展の歴史を機材と無響室、解析方法などを紹介します。22章では人物と開発したスピーカーにまつわる歴史年表を収録しています。従来以上に初公開の資料が多く掲載されています。

著者紹介

佐伯 多門(サエキ タモン)

三菱電機で業務および民生スピーカー企画を担当しヒット作を連発。在職中『スピーカー&エンクロージャー百科』(誠文堂新光社)監修。退職後スピーカー技術の研究を、MJなどのオーディオ誌に発表。内外から非常に高い評価を得ている。
2018年『スピーカー技術の100年』、2019年『スピーカー技術の100年Ⅱ』、2020年『スピーカー技術の100年Ⅲ』、2022年『スピーカー技術の100年Ⅳ』(すべて誠文堂新光社)を刊行。

商品名 スピーカー技術の100年Ⅴ 完結巻 スピーカーシステムにおける音創りの決め手

商品名(カナ) スピーカーギジュツノヒャクネン ゴ カンケツヘン スピーカーシステムニオケルオトヅクリノキメテ

著者名 佐伯 多門

判型 B5

ページ数 272

カラー口絵
デバイディングネットワークとその構成要素
エンクロージャーの素材,加工,構成
スピーカーシステムの測定技術

まえがき

第19章 スピーカーシステムの,帯域分割用デバイディングネットワーク回路の役割とその効果
19-1 黎明期におけるネットワーク回路
19-2  ネットワーク回路の役割と具備すべき事項
19-3  帯域分割するネットワーク回路の基本設計と諸定値の設定
19-3-1  再生周波数特性改善のためにネットワーク回路で使われる各種補正回路
19-3-2  電気インピーダンス特性から見たネットワーク回路の対応
19-3-3  ネットワーク回路の諸定値で決まる複合型スピーカーシステムの特性傾向と音創り
19-4  各国の複合型スピーカーシステムに搭載しているネットワーク回路の実施例とその特徴
19-4-1  WEのトーキー映画用スピーカーシステムのネットワーク回路例
19-4-2 アルテック・ランシングのスピーカーシステム用各種ネットワーク回路例
19-4-3 JBLのスピーカーシステム用各種ネットワーク回路例
19-4-4 エレクトロボイスの代表的なスピーカーシステム用ネットワーク回路例
19-4-5 そのほかの米国製スピーカーシステムのネットワーク回路例
19-4-6 欧州と英国の代表的なスピーカーシステムのネットワーク回路例
19-4-7 わが国の代表的なスピーカーシステムのネットワーク回路例
19-5 スピーカーネットワーク回路に使用する主要部品について
19-5-1 ネットワーク用コンデンサー
19-5-2 ネットワーク用コイル
19-5-3 ネットワーク用の抵抗器
19-5-4 ネットワークの部品配置と配線技術
19-6  スピーカーケーブルの素材と構成の違いによる音質改善対応
19-6-1 スピーカーケーブルに使用する電線(導電体)の高品質化とその特徴
19-6-2 スピーカーケーブルの高性能化を狙う素材の改善と効果の主観的音質評価
19-6-3 バイワイヤリング方式の特徴
19-6-4 微小電流による異種金属の境界面での非直線歪みの発生防止策
参考文献

第20章 スピーカー用エンクロージャーの役割と効果
20-1 スピーカー用エンクロージャーの開発で何が課題か
20-2 スピーカー用エンクロージャーの各種方式の特質と高性能化への対応
20-2-1 有限バッフルの特質と高性能化への対応
20-2-2 後面開放型エンクロージャーの特質と高性能化
20-2-3 密閉型エンクロージャーの特質と高性能化
20-2-4 位相反転型エンクロージャーの特質と高性能化
20-2-5 音響管型エンクロージャーの特質と高性能化
20-2-6 そのほかのエンクロージャー
20-3 スピーカー用エンクロージャーに使用する木質材料の概要
20-3-1 樹幹の構造と名称
20-3-2 木材の物理的性質
20-3-3 スピーカー用エンクロージャーに使用する木材の種類と特徴
20-4 メーカーで製作するエンクロージャー工作技術の概要
20-4-1 木材の小口処理技術とVカット加工技術
20-4-2 機械的強度の向上と空気漏れ防止のための木組みと加工技術
20-4-3 音の回折効果を防ぐエンクロージャーの形態とそれを製作する工作技術
20-5 エンクロージャーが振動する要因とその振動姿態の探索と改善
20-5-1 エンクロージャーの板振動姿態の可視化への挑戦
20-5-2 エンクロージャーの板振動の発生経路と板振動の軽減対策
20-5-3 モーダル解析で見るエンクロージャーの振動姿態の観測と改善探索
20-5-4 エネルギータイムレスポンスから見た音の減衰特性と音の余韻
20-6 木材以外の素材を使ったスピーカー用エンクロージャーの製作例
20-6-1 ガラス素材によるスピーカー用エンクロージャーの製作例
20-6-2 石材を使ったスピーカー用エンクロージャーの製作例
20-6-3 鉄筋コンクリートのスピーカー用エンクロージャーの製作例
20-7 日本メーカーで市販されたスピーカー用エンクロージャー単品の時代的変遷
20-7-1 1920年代初期から1945年(戦前)までの市販スピーカー用エンクロージャーの変遷
20-7-2 戦後(1945年以後)の市販スピーカー用エンクロージャーの変遷
参考文献

第21章 スピーカーの音響測定用機材の開発と音響測定技術の変遷
21-1 スピーカーの性能評価に必要なデータとその音響測定手法
21-2 わが国におけるスピーカーシステムの音響測定試験の基準と規格の制定
21-2-1 JIS規格の制定
21-2-2 スピーカー測定用の音響負荷として標準箱の検討と制定
21-3 黎明期におけるスピーカーの再生周波数特性測定用自動記録装置の開発とその変遷
21-3-1 世界最初のスピーカー測定用周波数特性自動記録装置
21-3-2 わが国における周波数特性自動記録装置の開発と,海外からの音響測定機器の輸入
21-3-3 レコーダーの違いによる特性表示の違いとデータの写図作業からの脱出
21-4 音響測定用の高性能標準マイクロフォンの開発とその変遷
21-5 スピーカーの音響測定に必要な音場空間を得るための無響化設備の変遷
21-5-1 初期の無響化設備の開発とその変遷
21-5-2 スピーカーの音響測定用無響室の具備すべき条件
21-5-3 無響室の性能評価
21-6 コンピューターを活用したスピーカーシステムの音響測定
21-6-1 高速フーリェ変換による各種測定データとハイサーの測定概念
21-6-2 エネルギータイムレスポンスの測定による時間領域の特性改善
21-6-3 周波数領域と時間領域と音のエネルギーの3次元表示で見る再生音の過度応答
21-6-4 時間領域と周波数領域の2次元表示による残響時間・周波数特性
21-6-5 モーダル解析によるスピーカーの振動板やエンクロージャーの振動姿態の直視化
参考文献

第22章 スピーカー関係の歴史年表1800年~2000年まで
1800~1899年
1800~1899年
1900~1919年
1920~1924年
1925~1929年
1930~1934年
1935~1939年
1940~1949年
1950~1955年
1956~1959年
1960~1964年
1965~1969年
1970~1979年
1990~2007年
Ⅰ〜Ⅳ巻までの正誤表
項目/人名索引
あとがき

お詫びと訂正

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