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天文年鑑 2024年版

編集: 天文年鑑編集委員会

定価(税込)1,500円

発売日2023年11月24日

ISBN978-4-416-62341-1

2024年に起こる天文現象の予報と解説などをまとめた、天文ファン必携のデータ集。

内容

天文ファンが毎年安心して手に取れる、天文現象を観測するための予報データブックです。12カ月の毎月の星空、日食や月食、各惑星の動き、彗星の予報、流星の予報など、2024年に起こる天文現象について数値データや図版をもとに解説します。また2022年~2023年にかけて観測した天文現象についての観測結果を掲載。そのほか天体観測に役立つ星図、月面図などの資料も掲載します。
  2024年に見るこのできる主な天文現象としては、4月9日に、メキシコ・アメリカを縦断する皆既日食が起こります。皆既継続時間が4分を超える長い日食で、かつ観測地へのアクセスも良いため、多くの天文ファンが遠征観測に出かけることが見込まれます。5月5日には、火星か月に隠される火星食(昼間)、12月9日には土星が月に隠させる土星食が起こります。また、2025年1月12日には、火星の地球への大接近があり、2024年12月は大接近を控えた火星が夜空で赤く輝き多くの人の目を引きます。

 

● 2024年の主な天文イベント
4月 9日:メキシコ・アメリカで皆既日食
4月21日:12P/ポン・ブルックス彗星が明るくなる
5月 5日:昼間の火星食
8月10日:宵の西空でスピカ食
8月12日:ペルセウス座流星群が極大
10月中旬:紫金山・アトラス彗星が宵の西空で明るくなる
12月 9日:土星食
2025年1月12日 火星が地球に大接近

 

 

 

<天文年鑑編集委員会>
安達誠(月惑星研究会関西支部)、遠藤勇夫(国立天文台)、岡野邦彦(天体写真家)、長田和弘(日本流星研究会)、川崎渉(国立天文台)、西條善弘(天体写真家)、鈴木充広(海上保安庁海洋情報部)、相馬充(国立天文台)、中野主一(IAU天文電報中央局アソシエイツ)、萩野正興(国立天文台)、橋本就安(LAT,低高度人工衛星追跡組織)、平野照幸(自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター)、広瀬敏夫(掩蔽観測グループ)、堀川邦昭(東亜天文学会/月惑星研究会)、前原裕之(国立天文台)、山岡均(国立天文台)、山田陽志郎(元相模原市立博物館)、米田成一(国立科学博物館)、渡辺和郎(東亜天文学会)、国立天文台暦計算室。

著者紹介

天文年鑑編集委員会(テンモンネンカンヘンシュウイインカイ)

国立天文台をはじめとする研究機関、アマチュア天文家からプロの観測者、研究者までを含めた各天体観測のエキスパートなどが執筆を担当。

商品名 天文年鑑 2024年版

商品名(カナ) テンモンネンカン ニセンニジュウヨネンバン

編集 天文年鑑編集委員会

判型 B6

ページ数 384

●巻頭口絵
●こよみ
展望/毎月の空/日食と月食/2024年の主な星食/惑星食/2024年の接食/2024年の小惑星による恒星の食/2024年の流星/太陽・月・惑星の正中・出没図/日本の日出没時刻と月出没時刻/日本各地の日出没時刻と月出没時刻/天体の高度・方位・正中時・出没時/天体の高度・方位・正中時・出没時/世界時0時のグリニジ視恒星時/太陽のこよみ/太陽面の経緯度/月のこよみ/太陽の月面余経度と月面緯度/月の首振り運動(秤動)/惑星のこよみの解説/水星/金星/火星/木星/土星/天王星/海王星/準惑星・冥王星/小惑星/近く訪れる彗星/連星/変光星
●データ
天文基礎データ/軌道要素からの赤経・赤緯の計算/太陽面現象/衛星と環/人工天体/流星群と火球/隕石/星食・接食・小惑星による食の観測結果/最近の小惑星の観測/番号登録された周期彗星/新星/太陽系外惑星/超新星/星座/主な恒星/主な星雲・星団/ユリウス日/最近の「時」/冷却CCD&CMOS・デジタル一眼カメラ/天体撮影の露出データ/星図/メシエ天体一覧/月面図/北極標準星野/プレヤデス標準星野

お詫びと訂正

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