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世界で一番美しいフクロウ図鑑

闇に息づき、飛翔する、謎多き生態

著者: 先崎 理之 / 著者: 水口 博也

定価(税込)3,300円

発売日2023年07月05日

ISBN978-4-416-52381-0

神秘的なフクロウ類の生態を200点の写真で紹介すると共に、研究者による充実した解説を掲載。

内容

フクロウの仲間は世界の神話のなかに数多く登場するように、常に人びとの心をとらえてきたが、近年はコミカルで愛くるしい姿はキャラクターとしても人気があり、グッズを収集するファンも多い。一方、生き物としてのフクロウ類は、すばぬけた視力と聴力、闇のなかを音もなく飛翔する孤高のハンターとして類稀れな能力を発揮する、きわめて魅力的な存在でもある。

 

世界の各地で第一線で活躍する写真家たちの手によって撮影された彼らのダイナミックな生態写真は、本書を写真集としても類書を凌駕するものにする一方、さまざまな視点から研究をつづける科学者たちの寄稿により、この生き物をより深く理解するための科学書として、読んで楽しめる図鑑にもなっている。

 

フクロウカフェも数多く登場し、人びととの接点が増えるにあわせてさらに人気を博す対象になっているいま、本書はバードウォッチャーのみならずフクロウファン必携のコレクターズアイテムになる。フクロウ類の研究で広く知られる北海道大学の先崎理之と、自然写真家および科学書編集者として実績のある水口博也の共編著により、科学書としてもアート本としても他書の追随を許さない1冊である。

著者紹介

先崎 理之(センザキ マサユキ)

2017年に北海道大学大学院農学院で博士(農学)を取得後、国立環境研究所JSPS研究員を経て、2019年より北海道大学大学院地球科学研究院・助教。保全生態学や行動生態学の研究を行いながら、北海道を中心にフクロウ類を観察している。著書に、『日本の渡り鳥観察ガイド』(共著、文一総合出版)など。

水口 博也(ミナクチ ヒロヤ)

京都大学理学部動物学科卒業後、出版社にて自然科学系の書籍の編集に従事。1984年フリーランスとして独立。以来、世界中の動物や自然を取材して数々の写真集を発表。1991年『オルカ アゲイン』(風樹社)で講談社出版文化賞写真賞受賞。著書に『世界で一番美しいシャチ図鑑』『世界で一番美しいクジラ&イルカ図鑑』『世界で一番美しいペンギン図鑑』『ペンギンごよみ365日』『シャチ生態ビジュアル百科』『クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑』『イルカ生態ビジュアル百科』(いずれも誠文堂新光社)など多数。

商品名 世界で一番美しいフクロウ図鑑

商品名(カナ) セカイデイチバンウツクシイフクロウズカン

シリーズ名 Nature Museum

著者名 先崎 理之

著者名 水口 博也

判型 AB

ページ数 160

Dawn 夜明け フクロウはどんな動物か(外山雅大:文) Beyond the Gaze 視線の先に In Flight 飛翔 Hunting 狩り フクロウ類の進化と分類(小田谷嘉弥:文) In Blooming Flowers 花咲く季節 Time for Two 2羽の世界 日本にすむフクロウたち(先崎理之:文) フクロウ目の配偶者選択(澤田明:文) Feed and Nurse 子育ての季節 The Seasons of Fresh Green 新緑のなかで [Field Report]津軽のリンゴ園に生きるフクロウ(ムラノ千恵 :文) Chicks, Chicks, Chicks ヒナたちの時間 Fledging Season 巣立ちのあとさき フクロウ類の発声について(高木昌興:文) Camouflage カムフラージュ Autumn Color 秋色のなかで [Field Report]フクロウたちの四季—私の観察日記から(先崎理之:文) Fighting 闘い In the Snow 雪のなかで In the Sunset 黄昏 [Field Report]絶滅の危機に瀕したシマフクロウ保護をめぐって(早矢仕有子:文) Shades of Night 夜の帳 日本の猛禽類を脅かす化学物質汚染(野見山桂:文)

お詫びと訂正

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